お疲れ様です. シンです.
暫く更新できておりませんでした.
何と最近, 休日の半分ほどの時間を仕事に費やしているため, 中々仕事以外のインプットや, こういうアウトプットの機会を作れておりませんでした.
以前のブログ
https://sh1nk1ba.com/2019/08/16/%e5%90%8d%e6%8e%a2%e5%81%b5%e3%81%ae%e6%8e%9f/
でも少し触れたかと思いますが, 私はワークライフバランスとかどうでも良いと思っていて, むしろワークアズライフの考え方の方が近いので, 別にずっと仕事しているのは問題ないのですが(もちろん仕事が好きという前提があるわけですが), 自己成長させる時間を作れていないのは問題だなあとしみじみ感じています.
仕事関係の飲み会は少なくとも減らしたい…単純に今月, 肝臓が悲鳴をあげているので笑
さあやっとプラトニックラブについて書きます.
以前https://sh1nk1ba.com/2019/09/09/%e3%82%a8%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%b9%e6%84%9b%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/
エロースについて書きましたが, 今回はその話を受けてのポストになります.
前回ポストでは, おっさんと少年の間の愛が一番エロい!と書きましたが, なぜあれが一番エロいのか, 最上の愛なのか.
答えは単純で, 両者の間に「知の交換」があるからです.
おっさんはおっさんの知識や経験から培った処世術のようなものを教える, そして少年は崇拝や美を捧げる.
そしてその知のやり取りから, 愛のイデアを感じる.
ここでいうイデアというのは, 簡単に言うと神々の世界, 愛そのものであり, 美そのものです.
人間界のそこら辺に転がっている俗的な意味の愛ではなく, 愛そのもの. 人間がかつては全きもの(神に限りなく近い)存在であったとされており, それに対する情景と追及をするものなんですね.
そしてイデア界を見ることができるのが哲人たち. そのイデア界への憧れを忘れず, そこに近づこうとするからこそ, 賢くなろう!と言う発想なんです. そして賢さこそがエロス(愛)なんだ!という発想になります. つまり賢さ≒愛なんです.
プラトニックラブは, 学の足らない現代日本人の間だと, 手も繋がない, キスもしない, セックスもしない愛という風に勘違いされていますが, 重要なのは肉体関係があるかどうかではなく, 知のやり取りがどれだけあるか.
肉欲が最初に来るのはもちろん良くないですが, 実際古代ギリシャのおっさんと少年は結構やりまくってたみたいだし笑
かなり時間が経ってしまいましたが, 私がこれについて書きたくなったのは, “Before Sunrise”という映画を観て, プラトニックラブに近い愛のカタチを感じたからです.
言わずと知れた3部作ですが, 私は3作の中でダントツでこれが好きです.
電車内で会った若い男女二人が, 突然ウィーンで降りて, ひたすらべちゃくちゃ喋りながら夜更けのウィーンの街中を明け方まで歩き続けるだけ, という映画です.
「だけ」というとつまらなそうに聞こえますが, ウィーンの荘厳な街並みが作り出すミステリアスな雰囲気と相まって, 本当にキュンとくる映画です.
ウィーンの街に辛い思い出がある私がここまで褒めるんですから, 間違いないです!笑 ←詳しくは語らないですが…
ここで大事なのは, 二人はただただ好きな本や死後の世界, 音楽などについて話しているだけなんです. 別に趣味がすごく合うわけでもなく, むしろほとんどお互いの意見を言って少し議論した後に別の話題にいく… (あ, ちなみに最後の方でヤっちゃってます笑, まあ何度も言っているようにそこは大事ではないですが)
でもとてもそこで交わされる会話の中に, なぜか二人の間にあるとても美しい愛を感じるんです. そこで感じたんです, あーこういうのが, 知のやり取りから開けてる愛のイデアなのかなーみたいな.
実際イデアって言われても実感湧かないじゃないですか, 頭では理解できても, 別に感情的には納得できていないみたいな.
でもこの映画を観て, 若干プラトニックラブを, イデア論を心で捉えることができたような気がしました.
本作はベルリン国際映画祭でBest director賞を受賞しており, 各方面からとても高い評価を受けているのですが(そもそもこう評価じゃなきゃ3部作にならないですし), この映画が評価されるのってすごいなあ, 聴衆の目は肥えているなあと実感しました.
本当にアメコミみたいなキャッチーなカッコよさとか感動ポルノ的な要素全くないんですよ. まあウィーンはロマンティックだけどさ…私以外には…
これが日本でのみリリースされていたら, どれだけの興行的成功を納めていたのかなあ…まあ売れても, 街並み素敵~とか, ロマンティック~とかいうティーネイジャー的評価しか受けられなかった気がします…
ということで, みなさん一緒にトゥルーラブを見つける旅を頑張りましょう!

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