カテゴリー: 文化人類学

I CAN’T BREATHE

I CAN’T BREATHE

 こんばんは, シンです.
最近忙しくて更新ができておりませんでした.
約3ヶ月ぶりのポストとなってしまいましたが, 是非ご覧いただけたら嬉しいです.
さて今回は, かなり遅ればせながらアメリカの人種差別問題に言及していこうと思います.
元々私自身, 差別問題等にはあまり高いアンテナは張ってきてこなかったのですが, 他人事でもないなと思う様になり, 少し様々なメディアを注視していました.
そんな訳で今回は,
①書くキッカケ
②日本での差別問題
③日本人の今後持つべき姿勢
に分けて語っていきます.
終戦の日を迎えた直後に全く違う問題を語るのは大変恐縮ですが, それこそ3ヶ月前からずっと投稿したいと思っていた話題なので, 敢えて今日投稿します.
終戦に関連した話題はまた近日中にアップしたいと思っています.

 まず①のキッカケについてです.
私の記憶の限りでは, このBlack Lives MatterのムーブメントもI Can’t Breatheというキーワードも, 5年以上前からアメリカには存在していました.
現役最強選手でNBAの精神的リーダーであるLeBron Jamesを筆頭にして, NBAコミュニティーはかなり前からこの黒人差別問題を直視しようというムーブメントを起こしていました.

Cleveland Cavaliers forward LeBron James warms up before an NBA basketball game against the Brooklyn Nets at the Barclays Center, Monday, Dec. 8, 2014, in New York. Professional athletes have worn “I Can’t Breathe” messages in protest of a grand jury ruling not to indict an officer in the death of a New York man. (AP Photo/Kathy Willens)
(https://time.com/3624684/lebron-james-i-cant-breathe-eric-garner/)

 そしてそのリーダーであるLeBronが中心となって熱心にこの問題に取り組んでいたこともあり, NBA全体としても長い間バズワードというか, 大きなムーブメントとして, この構造的黒人差別をなくそうと取り組んできました.

LOS ANGELES, CA – DECEMBER 09: (L-R) Nick Young, Jordan Clarkson, Carlos Boozer, Wayne Ellington and Jeremy Lin wear an “I Can’t Breathe” t-shirt to protest the death of Eric Garner at a basketball game between the Sacramento Kings and the Los Angeles Lakers at Staples Center on December 9, 2014 in Los Angeles, California. (Photo by Noel Vasquez/GC Images)
(https://www.cbssports.com/nba/news/photo-kobe-bryant-los-angeles-lakers-wear-i-cant-breathe-shirts/)
Jeremy LinがLakersに所属している時に着ているので, 6年前には流行っていたことが確定しました.

そう, 黒人が大半のNBAなんて, 一番典型的なアメリカンドリームの一つであり, また恵まれない黒人達の憧れの的です.
そして最近八村塁選手がこのBlack Lives Matterのデモに, 所属するWashington Wizardsの一員として参加して精力的に取り組んでいたことが日本のメディアでも大々的に取り上げられたので, 知っている方も多いかと思いますが, NBA選手は今回のこの運動でリーダー的役割を果たしています.
それもこれまで数年間の皆の積み重ねが有ったからこそと言えます.
言わずもがな, Kobe BryantやPaul Pierceをはじめとして, NBAのスター選手たちは私の青春時代のヒーローですから, 以前から普段の差別問題よりも関心を持っていました. もちろん黒人だからヒーローなわけではなく, Steve NashやLuka Doncicの様な白人選手もYao Minの様なアジア人選手も含めて皆ヒーローですが.
そんなわけで, 自然とアメリカのブラックカルチャーみたいなものには何となくの憧れが昔からあります.
HIPHOPを聴きながら, ナイキのスニーカーを履いてストリートを歩くみたいな笑
というわけで基本的にこのBLM (Black Lives Matter)の運動にはシンパシーを感じているというか, サポーターでありたいと思っています.
自分のヒーロー達の為にも.
やっぱり黒人であるというだけで日常的に受ける差別はかなりある様です.
BLM関連で友人から教えてもらったWhen They See UsというドラマをNetflixで見たのですが, やはりこういう事件ってまだまだあらゆる場所であるんだなあと感じました. 黒人であるというだけで少し偏見を持って見られ, 犯してもいない犯罪に巻き込まれてしまうみたいな…

Netflixで観られるので是非観てみてください.
英語だとBAEM (Black, Asian or Ethnic Minority)という言葉があるのですが, やはりマイノリティーの人種に所属しているだけで受ける被害は何かとある.

そしてこのまま②の日本での差別問題に突入します.
実際私も, LeBronが着ているI CAN’T BREATHEのシャツを持っているのですが, 普通に日常的に着ている程度です.
つまりデモ等に参加するつもりはありません.
もちろんコロナウイルスのこともあって人と密集したくないというのもありますが, それ以前にデモ自体に否定的なので.
結局政治で変わって来なかったアメリカの歴史を考えれば, デモ活動をする気も分かるのですが, なんかスマートな感じがしないんですよね.
結局一部が暴徒化してしまい, 元々平和的に確かな信念が有って活動をしている人達の印象すら悪くなってしまうのが, あらゆるデモ活動のあるあるだと感じています.
少し話は変わりますが, 以前韓国で朴槿恵大統領の退陣デモが起きた際に, 「これこそ民主主義の賜物!」とかトンデモ発言をしている自称有識者が結構いましたが, ただの情治主義でしょと思ってみていました. 民主主義ならしっかり法的に認められた選挙プロセスを経てトップ交代させろよ, と.
実際今回もおかしな流れにもなっていて, 建国の父たちの像が軒並み倒されたり, 過去の偉人のあらゆる功績を全否定されたりという風潮が続いています.
ナチスが人種差別をしたから, それ以外の全ての功績を無かったことにする, 経済を回復させたり健康意識を格段に上げたりという功績すら褒めようものなら袋叩きにする, 日本のメディアに似た物を感じます.
ちょっとスマートな流れではなくなって来た感じ.
もちろん奴隷貿易をしていたり, その他の人種差別をしていたのは大問題ですが, 当時の空気感を考慮しないで現代の価値観で全てを評価する姿勢や, それ以外の功績から目を背ける姿勢には違和感を禁じ得ません.
少し話は逸れましたが, だから私はデモに参加する気は一切ありません.
21世紀なんだから, そして集団感染しない為にも, 他の方法で意見を発信しくべきだと考えております.
だからこそ, 今この様に本ブログで語っているというのもあります.

ということで基本的にデモには否定的です.
そして人が集まっている良い感じの映像が撮れるので, そのデモを利用して自分の知名度を上げようとする政治家や活動家, 暴れたいだけの変な奴らもついてきてしまうんですよ.
本当に, デモに参加している議員, 全然黒人文化や歴史に理解のないやつ多いですからね.
そういう奴らの存在って, 実際に被害を被ってきて本気で社会に変わって欲しいと思っている黒人の人達に対してむしろ失礼だと思うんですよね.
別にアメリカでデモが起きるのは理解できるのですが, また日本でも実際に暮らしていて不自由を感じている人達が, 変えようとしてデモを起こすのも理解できるのですが, どうも見ていると関係ない奴らがぶら下がっているみたいなんですよね.
人の不幸を自分の売名行為に利用する様な奴らに対しては本当に怒りが収まりません.

 さて話は戻って日本に住む黒人について.
手っ取り早く2本の動画をご紹介します.

タイトルに騙されることなかれ
一度見て欲しい, 日本の生活の長い黒人のロングインタビューです.
様々な黒人の生活をインタビューした秀逸な作品です.

これらの動画や, 自分の日本在住の黒人の友人(ほとんどバスケ仲間)との話を通して感じるポイントは大きく分けて2点です.
・ ”黒人”であることによる不利益, 差別は特に感じない
・ ”外国人”として, 一般的な日本人とは違うことによる不自由さはある

 ここについては若干語り足りない気もしますが, 敢えてこのまま③の日本人の持つべき姿勢について述べます.
要するに上記の二点を意識して暮せば良いということなのですが, やはり”外国人っぽい見た目の人”全般に対する日本人の感覚は流石に遅れている気がするので, 少し言及します.
単にインフラや行政サービスを多言語化しろ!みたいな表層的なことではなく, 内面的な姿勢は相手が韓国人だろうがベトナム人だろうがインド人だろうがアメリカ人だろうがガーナ人だろうが“ガイジン”と一括りにして, 大多数の日本人の友人に対する態度とは少し違くなってしまいがちだと思うんです.
これは観光客か永住権を持っている様な長期滞在者かでも少し違って来ますし, 日本に親和的な国からの人かどうかで, どうしてもバイアスがかかってしまう現実もあるとは思うのですが, できるだけ一般化して話したいと思います.

まず外国人に関して考える前に, 日本人でも本当に様々なバックグラウンドを持ち, 性格も違うという前提を皆が理解する必要があると思います.
分かりやすく琉球民族の友人や在日朝鮮人2世の友人が居たりすれば理解は早いとは思うのですが, 同じ日本人でも所得や学歴, 出身や思いの伝え方などかなり違います. 特に田舎に行くことの多い私としては, 時間の流れ方がマジで違うことに日々良い意味で刺激を受けて居ます.
そんな多様な隣人に恵まれてきたからこそ, 外国人の隣人ともお互いの個性をリスペクトし合いながら生きて来られたのだと思っています.
外国人だからということで良くも悪くも特別扱いをするということは, 逆にその人の内面的な個性を無視してしまうという失礼なことにもなりますし, また日本国内に”外国人コミュニティー”や”◯◯人コミュニティー”というものを形成させやすくなってしまい, 無意識の内に民族による分断の様なものを引き起こしてしまう遠因にもなります.
トランプ政権の誕生によって大手メディアが騒ぎ出した国内の人種による分断, フランスを中心としてヨーロッパでも既に数年前からかなり表層化している分断, これに近いものが日本国内でも起こりつつあると感じています.
特に私は在留外国人と接する機会が多いので, 朝鮮人コミュニティー, 中国人コミュニティー, インド人コミュニティー, ネパール人コミュニティー, ベトナム人コミュニティー, ミャンマー人コミュニティー, ブラジル人コミュニティーなどかなり多くのコミュニティーと触れて来ました.
コミュニティーがあること自体は決して悪いことではないですが, その人たちだけで固まり続け, 日本の既存のコミュニティーと交わろうとしない人達が多いのも現実です.
その人達の姿勢にも大いに問題はあるものの, 彼らにその様な生活を強いているのも, 我々一般の日本人の言動に原因があると思うのです.
ですから, 隣人に自分とは違うバックグラウンドを持った人がいるという環境に, 精神的に慣れていく, そして誰に対しても個性をリスペクトし自分と同じ価値観を持つことや同じ言動をすることを強いないこと, それが大事です.
内側からしっかりと正面から向き合って, 人として信用できなかったり合わなかったら別に良いんです.
結局は私が以前からずっと言っている”個をリスペクトすること”が全てに繋がっているのだと改めてお伝えしておきます.

 またここでは割愛しますが, BLM運動に付随して, George Floyd氏と加害者の警官が元々同僚であったこと, アメリカの警察官が日本で言うバイトの警備員感覚でできてしまう問題など, 関連する様々な問題点が浮上して来ました.
ここについてもいずれ触れられたら嬉しいと思っています.

追記: 原宿の竹下通りにいる黒人の強引なキャッチや, ナイトクラブの警備員にいる黒人達をどう考えるかと言う議論を友人としました.
彼ら自身, 「黒人は怖い」といった一般的な日本人のイメージを利用してその仕事に着いているので, 差別的とは言えないかなと思うと共に, 別に何人でもキャッチはうざいし, ガタイの良い警備員は怖いので, 一番打率が高いということで黒人になる確率が高いものの, 黒人に限定された話ではないので, 本質的に本ポストの論旨と相反するものではありませんでした.

最後に, 日本で育ったカメルーン人の親を持つ星野ルネさんについてご紹介します.
何となく私も以前から存在だけは知っていたのですが, ここ最近かなりメディア等でも取り上げられていて話題になっているので, 皆さんもご存知の方が多いかと思います.
ルネさんは幼少期から日本にいるので, ③で述べた通り, まだまだ理解の少ない日本人と一緒に生活している上で数々の不自由を被ってきた方ですが, 持ち前のポジティブさでその自身の経験をコミカルに漫画にしています.
この様な方がいることに感謝しながら, そしてルネさんの様な方々が日本で活躍していける様に我々もより良い環境を作れる様努力していきましょう.
ルネさんの漫画やリンクを貼った動画と共に, このブログも一つのヒントに成れば嬉しいです.

自然との距離感

  こんばんは, シンです.
最近髪がウネウネなので美容院に行きたいのですが, 残念ながら私がいつも行く美容院は休業中…しかもその町は休日に今だに人がたくさん出歩いている!!と大きく批判されています.
周囲の批判自体はどうでも良いのですが, そんなに人が出歩いている町に行くのは少し気が引けますよね…
さあ今回も一つのテーマについてのみ語ります.
ズバリ, 「自然と人間の距離感」についてです.
実はずっとコロナに関係ないトピックで語りたいと思っていたのですが, そのトピックが一々重くて, 色々エビデンスを調べるのに一苦労していました.
ですがこのトピックを考えついてからはスラスラ作業が進んでいます!
(その他のトピックも下調べをちゃんとやりますよ)

 昨日, NHKスペシャルで『ヒグマと老漁師』と言う特集を観ました.
この番組が非常に秀逸だったので少しご紹介します.
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-04-19&ch=21&eid=15704&f=46
知床に住む84歳の老漁師が, ヒグマをこらっ!と叱りつけるシーンがなんとも面白い番組です.
ご存知の通り, 知床はUNESCOの世界自然遺産に登録されています.
世界遺産に登録されると, UNESCOから色々口出しされるわけですよ.
自然の景観や生態系を保つために, 橋や道路を撤去しろ!とかなんとか…
漁師さんからとったら, その道路は仕事(漁や物資輸送等)で使うため, 非常に大切なものなわけですね.
当然, UNESCOの委託を受けたアメリカ人の環境保護活動家の人と漁師の話は平行線を辿るわけです.
そこで, その話し合いの場所である川原で, アメリカ人には驚きの光景が写ります. なんと人のすぐ近くまでヒグマが訪れて, 人を襲うでもなく, 怖がるでもなく, ノソノソと歩いているのです.
アメリカでは考えられない光景に, そのアメリカ人活動家もびっくり.
人間と動物, 人間と自然界の距離感, これは俺たちの持っている概念と違うぞと.
この人たちはもしかして, 上手く共生しているのでは?
と言う考えが生まれます.
このシーンを観ていて, あー, 確かに日本人古来の自然との距離感は独特なものだったなあと, ふと色々なことを思い出しました.

 まず思い出したのが, 2年ほど前に東北の某所でマタギ体験をした時のこと.
ここでは実際にマタギの方の家に泊まっていたので, マタギの歴史や, どのような思いで猟をするのかを聞く機会に恵まれていました.
もう記録が残っているか定かではない古来から, その地ではマタギをしており, 山の命を戴き, 山の自然に感謝し,自然を畏れ, 山で祈りを捧げ, 山に還元し, 自然と共に生きているのだと聞きました.
ちょうどこの数ヶ月前に, 古事記や日本書紀等を猛烈に勉強し, 海外の青年に日本文化として, 「人間は自然を畏れ, 自然の下に生きてきたんですよ」と言う発表をした後だっただけに, かなり身に沁みたのを覚えています.
コンセプトとして, 字ズラで考えていたものに, 生の体温を吹き入れられた気がしました.

それはそれは, 雪の深い場所でした.
ここでウサギとか追い回したなー.

 少し脱線しますが, ジブリの名作『風の谷のナウシカ』と『もののけ姫』を観られた方も多いと思います.
どちらも主なテーマは自然との共生ですよね.
ここでは語りやすいので主に『もののけ姫』について語ります.
物語の中心となるたたら場. これは中世に日本中に実在した, 製鉄所のような場所です. 砂鉄から鉄を取り出す場所であり, 大量の木炭が必要となるので, 木を切り崩すんですね.
それで森を破壊した人間に対して, もののけ(動物達や自然)が逆襲をすると言うストーリーです.
シシ神様たちがタタラ場を襲った後, その地には自然が戻ります.
タタラ場はまた町を興そうと, サンたち(自然側)はまた森に帰る.
その間を今後も頑張って取り持とうとするのはアシタカと, という奇しくも東の未開の地(エミシ)から来た若者. という象徴的な終わり方でした.
詳しく見ると, 新たに生えてきた木々は元の原生林ではなく, 雑木林なんですね.
雑木林と言うのは, 人の手によって管理された森なんです.
ここに, 共生の難しさを物語るものがあるな…としんみりとします.
ちなみに『風の谷のナウシカ』では, 王蟲たちがRock the worldして人々をdominateすることから(ナウシカの存在のお陰で最終的には森に帰って行きますが), 「自然崇拝」の姿勢が最後まで貫かれます.
ここに宮崎駿先生の初期作品と, その約10年後に出るもののけ姫との間の大きな違いがあります.

https://cinema-press.com/?p=1040

 このジブリの例を長々と書いて何を伝えたかったかと言うと, 日本には古来から, 独特の自然と人間との共生の仕方があったんですね.
それこそ, キリスト教文化圏のような「人間>動物」みたいな世界観に生き, 動物からは必ず安全な距離を確保する様な人からは理解できないような, アニミズムならではの素敵な世界観があるわけです.
知床の老漁師も, あれはアイヌの影響なのか古くからの日本文化の名残なのかは分かりませんが, 感覚的に日本人が共感できるであろう, 特に馴れ合うのでもなく, ただお互いに敬意を払い合っている様な, 不思議なヒグマとの距離感の中に生きている方でした.
ちなみにアシタカもエミシ(蝦夷)という, 当時北方の地を指す意味の土地出身です.
都会に住んで潔癖症のお前が言うなという批判は甘んじて受けますが, 今回自分の身の振るい方を見直すきっかけになりました.
この投稿が, 読者の皆さんが自然との距離感を見つめ直すきっかけになれば嬉しい限りです.

 最後に参考文献の紹介です.
①浦谷年良『「もののけ姫」はこうして生まれた』
https://www.amazon.co.jp/-/en/dp/4198609306/ref=sr_1_8?dchild=1&keywords=%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE%E3%81%91%E5%A7%AB%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F&qid=1587311344&s=instant-video&sr=8-8
もののけ姫の背景や裏設定などが分かって楽しいです.
もののけ姫は今回語った主題だけでなく, 人身売買, ハンセン病差別など, 現在でもホットなテーマが散りばめられた奥深い作品だということが分かります.

②柳田国男『山の人生』
https://www.amazon.co.jp/-/en/dp/400331381X/ref=sr_1_1?dchild=1&keywords=%E6%9F%B3%E7%94%B0%E5%9B%BD%E7%94%B7+%E5%B1%B1%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F&qid=1587314818&sr=8-1
それこそ民俗学的に, この山で生活する人々の生活や, 伝説・伝承をまとめている紀行文の様な作品です.
一緒に入っている『遠野物語』はもちろん民俗学の基本書です.