カテゴリー: 旅行

KIRIN and Myanmar

KIRIN and Myanmar

 皆さんこんばんは, シンです.
一昨日は地震大変でしたね. 10年前を思い出しました.
私は奇しくも10年前の震災時と同じ友人の家におり, 少し当時のトラウマを思い出しました.
幸い, 福島にいる仲間も体は無事だった様で, とりあえずは一安心です(職場は物が落ちて大変そうでしたが).
今のところ大きな余震は来ていない様ですが, 少しキナ臭い感じもするので, 念のため備えていましょう.
さあ今回もミャンマーについて語りたいと思います.
前回はクーデターの概要とその戦術的な話に絞って語ってきました.
今回は, 色々また分かってきた情報を元に, ミャンマーの国際関係的な今後の展望と日本の姿勢について述べていきます.

 まずはミャンマーの国際関係的な現状を話します.
アメリカのバイデン政権はミャンマー政府やその要人, また軍関係の企業に制裁を加えることを発表しており, EU諸国も基本的にそれに従う格好となっています.
ただこれは単純にアメリカ国内の資産を凍結したり, 輸出規制をかけるといった限定的なものなので, その実効性も限定的でしょう. ポージングの意味が強いです.
また日本を含むG7としても今回のクーデターへの批判を公式に発表しています.
それに対して中国は公には今回のクーデターに対して厳しい批判はしておらず, “平和的に解決することを願っています”という抑制的な態度を貫いています.
これは, 軍を支援するということを表立って発表してしまうと国際社会から総スカンを食らうだけでなく, ただでさえ中国嫌い率が異常に高いミャンマーの国民感情に更なる油を注いでしまうため, 大したことは言わない様に我慢しているというのが実態と思われます.
前回ポストでは, これまで中国との外国関係のみを実質的に重視してきた軍部の歴史的な姿勢と, 2017年以降のロヒンギャ問題を機に投資額を減らしてきたバカタレ欧米社会, そしてそこに更につけ込んできた中国の話をしました.
つまりこのまま軍政が続くことは, 西側社会からの投資減少, 中国からの投資増加および中国の属国化への道を辿ることを端的に意味します.
それにしても, もうここ数年ずっと思っているのですが, 欧米のアジア政策って, なんでこんなに音痴というかトンチンカンなんでしょうか.
欧米社会がこのままミャンマーが軍政を続ける限り投資をしない!という姿勢を貫くことで, 力の空白に中国が付け入る隙を与えるだけであることがまだ理解できていない様です.
地政学的にミャンマーが中国に取り込まれることのヤバさは以前のポストでも述べましたが, 中国がインド洋を通らず, またマラッカ海峡という地政学上のチョークポイントを通らずにアジアの海の覇権を握る手立てを与えてしまうのです.
そして実際に2017年に雲南省とミャンマー北部の国境を接している部分の資源パイプラインは完成し, 実質的に中国一帯一路の実現に大いなる貢献をしています.

https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/fy2019/asean2019_01_001.pdf

このパイプラインの何がヤバいかというと, 中央政府のあるネーピードーや最大都市ヤンゴンは避け, 中央政府とケンカをしていて簡単には手を出せない少数民族の自治政府の管理下を上手く通っている点なんですよね.
もちろん今回のケースは歴史的な関係性が深く関わっているので一概には言えませんが, 中央との関係性が上手くいっていない時に自治体レベルにアプローチするのは中国共産党の常套手段です.
実際ミャンマーの国民達も, その様な軍と中国の関係性を知っているため, デモの中で軍に対してだけでなく中国に対しての批判も数多く行っています.
そして裏に中国がいると気づいている国民は, 徐々に香港やタイなどの若者活動家たちと結託し始めています.
香港が中国共産党によって締め上げられてしまったことは周知だと思いますが, タイでも中国共産党の後押しする軍に抵抗する動きが活発化しており, その中国がバックにいる強硬的な組織に対する活動家たちで国際的な連携を取っている様です.
また東南アジア全体としても, やっとかよと思うのですが, 中国に対する信頼感情が落ち, 米国と日本に対する信頼度が上がっているという報告も出ています.
この動きには僅かながら期待を寄せておきましょう.

 さあここで, 日本について述べていきます.
結論から言うと, 日本勢が取るべき姿勢は, この断絶した欧米系(≒NLD, スーチーさん)と中国系(≒軍)の間を取り持ちつつ徐々に自由化, 民主化に導いていくことです.
これは, 欧米系にも中国にも, 一般のミャンマー国民にもできない, 日本にしかできないであろう大変な仕事です.
と言うのも, 日本は世界でも唯一と言って良いほど, 軍とNLD側どちらにもパイプのある国だからです.
もちろんスーチー氏側のNLDが政権を握ってからも投資を活発化させており, 2017年のロヒンギャ問題が起きミャンマー政府が欧米社会から袋叩きに遭った際にも, 継続して日本政府はある程度の理解を示してきました.
もはや中国にも欧米にもできない役割を, 日本は担うことができるのです(実はこのメッセージはロヒンギャ以降ずっとミャンマー政府が出していたヘルプメッセージでもありました).

https://www.mod.go.jp/j/approach/exchange/area/2017/20170804_mmr-j.html

ミンアウンフライン司令官も当時の安倍総理を表敬訪問しています.
そう言えば先週, キリンホールディングスがミャンマー現地企業との合弁を解消することを発表しましたね.
この是非は, 正直なところ微妙です.
長期的に見れば, まあ民主化を応援すると言うことで良いのですが, 軍と関係のある企業全てを潰すという流れになってしまうと, あまりに劇薬で恐らく一番困るのはミャンマー国民です.
ちなみにキリンとしては, ミャンマーから完全に撤退するわけではなく, 新しい合弁先を探す様です.
ただ, この様に軍を完全に敵に回す形になってしまうと, ミャンマー国内で生き残っていけるのか不安です.
ミャンマーで国軍と上手くやらないというのは本当にかなり致命的なのです.
キリンの合弁ビールはミャンマー国内でビールの8割のシェアを持っており, 私が好きなミャンマービール(Myanmar Beer), ダゴンビール(Dagon Beer), マンダレービール(Mandalay Beer)も全て今後飲めなくなってしまうのでしょうか…
そう言えば現在, ミャンマー人の間ではこの様に軍に関係のある製品の不買活動が盛んになっており, 上記のビールも誰も飲んでいない様です.
そして実際に売り上げもガタッと落ちている.
週末に都内のミャンマー料理屋でミャンマービールを頼んだところ, 店員さんにも隣のお客さんにも少し怒られました笑
今は皆さんアサヒビールを飲んでいる様です.

こちらが問題となったミャンマービールです. 薄くてとても飲みやすいんですよね.

欧米社会は日本の今回の動きに姿勢に対してめちゃくちゃ落胆しており, アメリカ系メディアもヨーロッパ系メディアも日本を批判的に見ているのですが, 中国も日本のことを欧米寄りだー!とかなり批判しているので, 逆に日本の動きをかなり警戒しているのでしょう笑

 今回のクーデターが起きた遠因の一つとして, スーチー氏側のNLDとミンアウンフライン司令官などを中心とする国軍の主流派の人たちの間の関係性が断絶してしまったことが挙げられています.
これまでは前大統領のテインセイン氏などの軍の改革派の人たちがその調整役を担っていたのですが, 2015年選挙でそういった人たちが軒並み落選してしまったんですよね.
なので, この断絶状態を克服し, お互いの対話を調整していくことが日本政府には求められているのです.
タイの状況なんかを見ていると国軍の支配は長く続くのではないかと心配になる方もいるとは思いますが, これまで2011年以降権力移譲に積極的だった国軍の姿勢も鑑みて, 少しオプティミスティックに状況を見ていきます.
現在国軍は, 再選挙と権力移譲を約束しているので(まあこれが国軍の大いなる影響下にある状態で行われたらブチ切れますが), 一旦はそれを少し信じてみようと思います.

COUP D’ÉTAT

COUP D’ÉTAT

 こんばんは, シンです.
大変ご無沙汰しております.
プライベートの方で大変で, また暫く時間が経ってしまいました.
まだまだプライベートの方も落ち着きませんが, 書かないわけにはいかない大変な大事件が起きてしまったので書きます.
ズバリ今回は, 昨日未明に起きたミャンマーのクーデターについてです.
まず1. 概要 について, その後2. 簡単な解説をしていきたいと思います.

 まず1. 概要について.
今回の事件は, まず正確に言うとクーデターではありません.
別に大差はないのですが, 一応国際関係学および地政学などに関わる人間として, そこは明確にしておきたいと思います. 英語, もしくはスペイン語ではpronunciamentoと言います(日本語で何と呼ぶかは知りません).
世界三大戦略家の一人かつ, 世界唯一と言って良いであろうクーデター研究者のエドワード・ルトワック(Edward N Luttwak)氏もTwitter上でそのように述べています.

クーデターと言えるほど計画性があり賢いものではなく, 単に軍隊が議会などに侵攻しただけのぬるいもんだと言うのが氏の考えでしょうか. ※この点, 後で加筆・修正します
この細かい話は置いておいて, ことのあらましを簡単に書きます.
簡潔に書くと, 昨日2/1の早朝にミャンマーの軍隊が国家顧問のアウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi) 氏やウーウィンミン (U Wint Myint) 大統領などをはじめとした政府側の要人を取り押さえ, 権力を掌握したということです.
これに伴い1年間の緊急事態宣言が発令されており, 副大統領のユーミンスウェ(U Myint Swe)氏が一旦大統領として君臨するらしいですが, 実質的には軍トップのミンアウンフライン(Mint Aung Hlaing)氏が握ります.
報道を見る限り民間人に死傷者が出ているという話はまだ出ていないですが, 首都ネピドーや中心都市ヤンゴン(ラングーン) では軍が道路を封鎖し, 議会なども抑えているようです.
また夜8時以降の外出を禁止したと, MRTVという国営テレビを通じて伝えた様です.
本来MRTVは国営テレビであり軍とは一線を画しているものでしたが, 現在では軍の持っているMWDと同じ内容を報じている様です.
ちなみに現在は国営テレビ以外の民放は見られなくなっている様です.
一時はネットワークも使えなかった様ですが, 現在は復旧しています.
https://www.mmtimes.com/news/myanmar-announces-state-emergency.html
https://www.bbc.com/news/world-asia-55882489
(一部現地の友人情報)

 次に2. 簡単な解説をします.
なぜ起きたのか, なぜこのタイミングなのか, 何がしたかったのか, このクーデターの評価について語っていきます.
経緯は簡単で, 昨年11月8日に行われた総選挙において, アウンサンスーチー氏が実質的に率いるNLDという政党が約8割もの得票を得たわけですが, それに対して軍はかねてより不正を主張しておりました. そして残念ながら彼ら軍の主張は既に選挙管理委員会によって却下されています.
アメリカ大統領選におけるトランプ陣営と似ており, 彼らは正式な司法の場において決定的な証拠を提示できなかったわけですが, それでもあいも変わらず不正を主張し続けていたわけです.
その不正選挙を主張していた急先鋒が新しく大統領に就任したウーミンスウェ氏であり, 元副大統領です.
彼は元々軍の高官であり, 軍の後押しによりスーチー政権でも副大統領の座に就いた人です.
https://www.irrawaddy.com/news/burma/myanmar-military-seizes-power.html
そしてタイミングも簡単で, ちょうど昨日2月1日が新しい会期初日だったからです.
ここで何もしないで2月1日を迎えるということは, 実質的に選挙結果を認め敗北宣言をしたに等しかったわけです(実際に敗北したんですが, トランプ陣営のQアノンやクラーケン信奉者達の様に, 事実や理論などは通じません笑).

 しかしながら軍がこのクーデターを起こした理由は何だと聞かれると, 正直「分からない」というのが本音です.
上記の様な事情により, 彼らにとって喜ばしくない状況であったことはご理解いただけたかと思いますが, わざわざクーデターを起こす必要があったのか, クーデターを起こして何を実現したかったのかは微妙です.
というのも, 2008年に施行された憲法によれば, どれほどNLDが人気を博しても軍は25%の議席は担保されているからです. そして憲法改正には75%の賛成票が必要であり, 軍の中から造反が出なければ憲法改正などできません.
実際2015年にも選挙がありNLDが大勝しましたが, 一応NLDは法を遵守する意識があるので, しっかり25%の議席は軍が持っておりました.
NHKのバンコク支局の人が, ロヒンギャ問題で海外からの投資が滞っていることに軍が見切りをつけたと言っていましたが, 全然納得できません笑 彼は本当に軍と中国の関係, 西側諸国とNLDが歩んできた民主化の歴史を知っているのだろうか…
BBCではそれでも驚きとして捉えているとは結んでいるものの, 国の父たる軍が選挙でここまで大敗するとは思っておらず, 恥をかいた軍が躍起になってクーデターを起こしたと解説しています. いや, そんなことでこんな国民をますます敵に回す行動を起こすだろうか…
戦前の日本で起きた2. 26事件も似た様なクーデターですが, 今回の件と決定的に違うのはしっかり軍のトップの人たちが先導している形になっていることです.
一般的に軍のトップの人たちは実際の戦場の凄惨さを理解しており, また賢い人たちなので感情に流された非戦略的かつ過激な行動は慎む傾向にあるというのが世界の常識です.
ということで, 正直あまりしっかりとした理由は分からないというのが現状です.

さあ次にこのクーデターを戦略的, 戦術的な観点から評価してみます. ※この章は後に加筆・修正します.
まず戦略的に言うと, 彼らのモチベーションが分からないので, はっきりしません.
明らかになっている情報だけを元にしている限りは, 今回クーデターを起こしたこと自体が戦略で負けているので軍になっているプラス要素はありません.
具体的には, 国家のシンボル的存在であるスーチー氏を捉えたこと, 国民に多大なる迷惑をかけていること, そして憲法が改正される恐れが低いということが挙げられます.
少し陰謀論チックな仮説に基づいた戦略の考察は, 次項に譲りたいと思います.
戦術的には, 冒頭でも述べた通りこれは学術的にクーデターではなく, pronunciamentoと呼びます.
これは聴き慣れないものかとは思いますが, 90年代に南米で起きた物が近く, 軍全体が国家権力を奪うことを指します.2014年にタイで起きたものもこのpronunciamentoに入ります.
クーデターは2.26事件や2016年のトルコで起きたものがクーデター未遂と呼ばれるもので, イメージしやすいかと思います.
こちらは軍全体ではなく, 軍の中の一部が反乱を起こし, トップだけを代えて基本的な国家の運営組織や方法などは変えない物を指します.
ちなみにクーデターが成功し, 彼らの実現したい何かしらが達成できる可能性が低いですが, 今後の進み方次第では案外統治を長引かせることはできるかなと思っています.
現状のショボいところは, ここまで国民を敵に回している事実, 情報統制が甘い, 国家のシンボルたるシュウェダゴンパゴダを占拠していないこと(報道を見る限り)などが挙げられます.
逆に現状で優れているところは, 空港を封鎖し占拠していること, スーチー氏を捕らえていることなどでしょうか.
今後はSNSを禁止にし, 今やっている通りの国営テレビのみを続けること, 中国の全面的な支援を受けること, シュウェダゴンパゴダを占拠し, スーチー氏に軍による統治を認めさせることができれば, 案外成功する可能性はあるかと思って見ております.
簡単にそれぞれ解説すると, 国家のシンボルを陥すことは国民の心を挫くのに有効です. 空港を封鎖することは敵対的な外国勢力(ここでは主に西側諸国)の排除に有効です. 情報統制の効果はお隣の中国をご覧頂ければ明らかです.
案外西側諸国を中心とした国際社会からのバッシングおよびFDI(対外直接投資) の減少は大きな影響を与えないかなと思っています. もちろん国民生活の水準と国民感情は悪化するでしょうが, 何十年にも渡って西側諸国と断絶し中国とのみ非常に仲良くしてきたのが軍です. また経済発展は民度を上げてしまうので, 国民が貧しい方が軍としては打倒の対象にならなくて良いのです.
クーデターの技術的な話については, 前述のルトワック氏のクーデター入門を是非お読み頂ければと思います.

※追記(2021. 02.24) クーデターの戦術的な部分に明らかな認識違いがあったので, 加筆・修正しました.

さあここまで見てきた様に, まだ何が起きているのか, 何がしたいのかははっきり分かりませんが, しっかりと続報も注視していきたいと思います.
日本人にとっても決して他人事ではありません.
このまま軍の統治が続くことは, 前述の通りミャンマーがますます中国に飲み込まれる可能性が高く, またお互いに接近するだけのモチベーションがあります.
一般論として私は独裁が100%悪で民主主義が完璧だなどのナイーブなことを言うつもりはありませんが, 今回はミャンマー国民のほとんどが反対しているという点で, 精神的にはミャンマーの民主化を後押ししていくべきでしょう.
ただ, そのプロセスの点では様々歴史的な背景などがあり, 完全にNLDのみを支援すれば良いというわけではありません.
この支援のプロセスについては次項で詳しく書きたいと思っていますが, まずは私の以前のポストをご参照頂ければと思います.

 最後に, ミャンマーの自由と民主化を祈念して結ばせていただきます.
また次のポストでこの話題について取り上げていきます.
#justiceformyanmar
#save_myanmar

こちらの画像は最近若者を中心に回っている画像です.
ミャンマー人の親和性とAppleの新製品について

ミャンマー人の親和性とAppleの新製品について

 こんばんは, シンです!
最近の営業活動が本当に人生の為になるなあとしみじみしております.
すぐ売り上げが立つor売り上げが立ちそうなお客さんが居る一方で, 大事なお客さん, 長く付き合っていきたいお客さんって, 口説くまで時間かかるんだよなあと痛感しているんですね. そしていざ攻める時にはガッと攻めまくる!みたいな.
営業って売り込む仕事だと思っていたんですが, 案外聞く仕事なのかなと.
相手の悩みとかを聞いて, もちろん完全に希望通りにさせられるかは分からないですが(というか絶対に引けないラインもありますし), できるだけその人が望む形で提案する. そして一緒に頑張る. . 
それと同時に, 意外と最大の敵は社内に居るんやなあとか感じています笑
相手の社内の敵を倒すために手伝ってあげるみたいなことも結構大事な気がしています.
なんかめっちゃ恋愛みたいやなと思ってきました笑
また以前のポストで外交論からなぜリーダーはウソをつくのかということについて語りましたが, まさにこんな感じだなと思いました.
https://sh1nk1ba.com/2019/11/27/%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e3%81%af%e3%82%a6%e3%82%bd%e3%82%92%e3%81%a4%e3%81%8f%e3%81%ae%e3%81%8b/
本ブログでも何度もワークライフバランスはクソだ, ワークアズライフだ!とは言ってきたと思うのですが, 完全に仕事とプライベート(というか恋愛)のシナジー効果を見つけました. 
私が立派な営業マンになったとき, 間違いなく良い漢をやってるんだろうなあと.
というか逆に, 仕事もロクにできない(orやらない)人でめっちゃ彼氏とは上手くいってます!みたいな人を見たことがないのですが, そんな人居るんですかね…

 さて話は変わりますが, 明日からミャンマー出張に行ってきます🇲🇲
なんと三連休を二日潰しての出張で, 数日後の早朝に帰国して, その後寝ないで直接愛知に向かいます.
流石に体力的にハードな一週間になる気がしています.
まあミャンマーも愛知も良く行く&良く知った間柄の人に基本的に会うので, 精神的なストレスはないのが唯一の救いです.

 私は個人的にもミャンマーが非常に好きで, また仕事としてもミャンマーを非常に重視しております.
というのも, 私の個人的な統計ですが, ミャンマー人は日本のワーキングカルチャーとの親和性が非常に高いと思うんですね.
もちろん目的にも依るので一概には言えず, カルロス・ゴーンみたいな強烈なリーダーが欲しい方にはむしろ全然オススメしないですが, チームメンバーの一人として外国人を考えている方には心からミャンマー人をおすすめします.
彼らの温和性や, 従順さ, 真面目さは日本の同僚や上司からも非常に可愛がられるだろうし, 彼らミャンマー人側もすんなり順応できてお互いストレスフリーに働けるのではないかなあと思っています.
欧米人は多少文脈が違いますが, これまで一緒に働いてきた色々な国籍の人と仕事をしてきましたが, インド・中国・ベトナム・スリランカ・韓国・イスラエル・アメリカ・ドイツ・フィリピン・マレーシア等の国の中でもダントツで良いです.
あーでも近々部下になりそうなアメリカ人は, なぜかここで言いたいミャンマー人的な性格で, 他のアメリカ人とかと違ってめちゃくちゃ働きやすそうなんだよなあ…

昨年行った時のヤンゴンのパゴダの写真です.
空が曇っていたのが少し残念.

 最後にAppleの新商品の情報について.
まずはApple Glassesについて.
https://www.macrumors.com/2019/10/09/kuo-apple-ar-headset-launch-q2-2020/
ちょっと古い記事ですが, ARの技術を用いたスマートグラスを今年の初頭にリリースするため, 昨年の終わり頃から既に生産に入っているとのことです!
見た感じ普通のメガネのように軽くて使い勝手の良い商品になる予定で, 世の中に溢れているVRのヘッドセットのようにはならないようですね.
というのも, 機能はまだまだほとんど分からないですが, あくまでiPhoneのアクセサリーとして使われることを想定しているからみたいですね.
これは発売したらすぐ買っちゃうだろうなあ, デザインにもよるけど.
さて次はiPhone関連.
https://japanese.engadget.com/jp-2020-02-09-iphone-se2-iphone-8.html?guccounter=1
https://www.macrumors.com/2020/02/17/kuo-iphone-se-2-launch-first-half-2020/
新しいiPhoneが3月ごろにローンチされる予定とのことで, それがなんとiPhone8をベースにしたすごく廉価な物らしいです!399ドルという安さは衝撃的ですよね!
このMinch-Chi Kuoというリポーターの話はかなりいつも信憑性が高いので, よく参考にしています. 一つ目の日本語の記事も結局Kuoの引用ですからね.
正直8以降のiPhoneはデカ過ぎたり三眼レンズがダサかったり(ハイスペックなのは理解していますが)と, 買い換える気にならなかったんですよね. ちょうどいい.
さあ元々ハイエンドで高いハードを発売することで有名なApple様ですが, あまり儲からなそうな安いiPhoneを売って何がしたいのでしょう?
答えは簡単, Appleのグローバル戦略の中で, ハードで稼ぐよりもApple MusicやApple TVなどのコンテンツで稼ぐ方が良いんじゃね?って気づいてしまったからなんですね. iClouldも多少文脈は異なりますが, 基本的には同じ様な稼ぎ頭です.
つまりそれらのサービスを利用するためのプラットフォームとしてのiPhoneは安くても良いか!ということです.
それよりも全世界もっと多くの人たちにiPhoneを使ってもらって後々ソフトに登録して貰えば良いかと思っていることは間違いないでしょう.
海外だと圧倒的にSamsungやNOKIAなどのAndroidスマホの方が多いですし, 最近だとHuaweiやOppoなど中国のめっちゃ安いスマホも流通しており, ハードウェアのマーケット戦争を取り返さないと!という危機感もあるでしょう.
Appleが他のFAANGの企業と違って素晴らしいのは多彩なハードがあることでしょう. その強みを活かした戦略, 妥当かつ天才的だと思います.

基本的にGiverで居たいんですが…

 おはようございます, シンです.
今週末も新横浜のホテルでチェックアウト時間ギリギリで目覚めるという, 極めて生産性の低い始め方をしてしまいました.
この3連休はマジで生産性が低かった…
大事な友人に結構会えたからまあいっか笑

 さて, タイトルに移ります.
私は学生時代何千冊か本を読んだのですが, ほとんどビジネスに関係ない本ばかりだったんですね. まあだからこそ今頑張って読まなきゃ!と焦っているわけですが… 数少ない, ビジネス書の中で私の生き方に大きく影響を与えてくれた本に
Adam GrantのGive and Takeという本があります.
https://www.amazon.com/Give-Take-Helping-Others-Success/dp/0143124986
詳細は今回は語らないですが, まあ要するに人に与える者(Giver)が最終的には得をするんだよという内容の本です.
私も昔からかなり色々な方々にお世話になり, 明らかにTakerもしくはReceiverであり続けていたんですね.
まあ, だからこそ学生時代の後半くらいから, 先輩にもなってきたし出来るだけGiverで居たいと思って, 恋人や友人や後輩達には色々連れてったり, 何かしら教えたり, 奢ったり, 物をあげたりしてきたつもりです.
ところが最近, 職場のみならず様々な場所であまりにもTakerになりすぎているなあと焦っています.
最近革靴やら香水やらカフスボタンやら色々仕事等で使えそうな物, しかも私がちょうど必要としている&ガチで欲しいと思っている物ばかり!
凄くありがたいのですが, 案外貰い続けているのもそんなに居心地が良くないんだなという面倒くさい感情を抱いています笑
私もまたどんどん周りの愛する人達に色々Giveしていかないとなーと改めて思い直しました.
ただ, 私の周りでは愛やギフトをあげたり, もらったりするエコシステムが構築されているのは非常に喜ばしいことかなーと思うんですね.
フィリピン🇵🇭で年越しし, 友人の家族のホームパーティーに参加していたときに思ったのですが, 家族や恋人, 友人同士で本当に大事そうに, そして凄い量のギフトが交換され合うんですね.
そして一緒に酒を飲み, ゲームをし, 一晩中笑い合うみたいな, とても素敵な幸せの形を体験しました.
私もこういう最強のファミリーを作るぞ!と決意するとともに, こういう愛のエコシステムを継続的に拡大していこうと思いました.

写真はフィリピンの教会で撮ったミサの模様.
上記の温かい空気感というのは明らかにキリスト教の影響もあるのですが, 私は宗教というか一つの自分の中での哲学として, このような空間を作っていきたいです.
ちなみに私はカトリックではないので, 全てはこのミサには参加できませんでした.

 最後に音楽のこと.
最近500周くらい回ってAerosmithにハマっています.
しかもまさかのMiss a Thingという素人感笑

素人感と言っても, 何年経ってもやっぱり良いんですよね.
アルマゲドンがお涙ちょうだいのポルノみたいな映画だったのに, この主題歌のおかげで明らかに映画の内容まで5倍マシで良く思えてきますからね.

そして今日聴いていて衝撃的だったのがJake Buggの2012年に行われたiTunes FestivalでのLIVE音源.
残念ながらYoutubeにはフル動画がなかったので, こちらに一曲だけ貼っておきます.
https://sh1nk1ba.com/2019/12/21/%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%abnew%e3%82%a4%e3%83%a4%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b3get%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/
以前のポストで書いた通り, Beatsのnewイヤホンで聴いていたところ, 迫力満点でした!オーディオテクニカのように下品な感じで低音をわざと強調しなくてもちゃんと自然に聴こえてきますし, Jake Bugg持ち前の音の繊細さが分かりました.

 ということで, 今年もまだまだ始まったばかりですが, 良きGiverになれるよう邁進して参ります!

抱負

明けましておめでとうございます.
こんばんは, シンです.
昨年始めた当ブログ, 突然更新頻度が下がったり投稿内容と全く関係ないタイトルだったり, はたまた私の書きたいことをつらつらと書いているだけだったりと至らないことしかありませんでしたが, 数多くの方々からご愛顧いただきました.
本当にありがとうございました!
2020年はもう少しスマートかつシャープなブログにしていくべく頑張っていきますので, 引き続き何卒よろしくお願い申し上げます.

せっかく出張ではなく遊びでフィリピンに行っていたので, その内その内容についても軽く触れたいと思います.

なんかカリフォルニアみたいな良い画が撮れました笑

 さて, 2020年中に当ブログに関してもいくつかアップデートを加えたいと考えております.
①まずはデザインに関して.
現在はほぼほぼプリセットをそのまま使っているのですが, レイアウトやリンク等見えづらい箇所も多いと思います. そこで, 誰かエンジニアの友人に頼んでHTMLからイジってもらおうかなと考えています. 実は昨年の半ばからUIのことを意識してちょこっとだけHTMLとJavaを勉強していたのですが, これ自分でやったら100年くらいかかるぞ…と絶望しました. ので, もう友人に任せます!!笑②投稿をカテゴリー別に分類します.
これは単純で, 私の投稿は今のところ様々なジャンルに関して言及しているので, それをジャンル毎に分けて検索しやすく, 見やすくするつもりです.
これは①とも密接に関わってくるので, やることは単純ですが少し様子を見て考えていきます.
③投稿のジャンルを絞ろうか迷っています…
これに関してはまだ悩み中です. 現在は大まかに, 「音楽・政治・旅行・文学・哲学・経済・テクノロジー」くらいがジャンルとしては多いのですが, あまりにも散らかっているので, 例えば政治にだけ興味がある人や, テクノロジーにだけ興味がある人が読みたくない環境を作ってしまっている気がするんですね.
それに対して②のように分類することでオールジャンル継続するか, 3つくらいに絞るか迷っています. これは是非色々ご意見をいただければと思います.

とまあこんな感じで, 現在趣味でしかない当ブログを, 趣味の延長くらいにできるよう, 頑張っていきます!

そして本業に関して.

まずは営業を頑張らなきゃいけないので, マーケティングのトレンドを押さえないとなあと思ってます.

また英語で仕事をすることが増えたので, 英語力をつけます. 普通の会話とか読解とかもそうなんですが, 専門用語を圧倒的に覚えていく必要があります.

上記に付随して, 大きな意味でのIT, AIの勉強もしなきゃです.

したがって, 全然飲みに行っている暇などない!

今年は週に2回までしか飲まないようにします(ただし月に1回は3回の週を作ってもOKルール発動笑).

仕事しながら覚えるのも大事ですが, やっぱりできる人って座学してますからね.リア友で読んでくださっている皆さん, 今年はお早めにお誘いください!

それでは皆様, 本年も何卒よろしくお願いします!

Coldplayとオリエンタリズム

 こんばんは, シンです.
クリスマスも無事終わり, もういよいよ年明けという雰囲気ですね.
皆さんはこのホリデーシーズンをいかがお過ごしでしょうか?
私はフィリピンの友人宅で年越しです.

 さあ今回はイギリスのスーパーバンド, Coldplayについて語ります.
今年の11月にColdplayの新しいアルバム”Everyday Life”がリリースされました!
本当に一言で言うとクソ良いです. またロックの新しいジャンルに到達したなあという気分です.

ヨルダンで行われた, ライブ配信限定のライブ映像.
一緒に演っているのがベルギーのStromaeっていうのも最高ですね
Coldplayの神曲の一つのパターン, 最高のコーラス曲
こちらは後半のベスト曲に近いですね
これはこれまでのColdplayからも想像できる普通の名曲
アルバムの2曲目に置いているのも秀逸だなあと思います
ちなみにギターのリフの感じがかなりU2のそれに似ていると思いません?

 音楽そのものについて言葉で語るのはあまり好きではないので, そろそろ本題に入ります.
https://www.rollingstone.com/music/music-album-reviews/coldplay-everyday-life-918255/
それでも一応誰かの意見が気になる方は, ローリングストーン誌を一番オススメします. 私が何かアルバム等に対する世間の評価が知りたい時には一番最初に見るのがローリングストーン誌です.
今回のアルバムは, (毎度のことですが)ボーカルのChris Martinおよびメンバーが様々な社会問題に対する心の痛みを唄っています. シリア内戦, 止まらない銃の拡散, レイシズム等…
そんなこんなあって, 最初のライブはヨルダンで行われていますし, アラビア語のタイトルの曲もあります.
聴いていて, 一つの考えが頭に浮かんできました.
「この人達, 過去にもアジアを舞台にした曲を何度も作ってきているけど, どういうつもりで演奏しているんだろうか?」と.
パっと思いつくアジアンな曲は間違いなく”Hymn for the Weekend”ですよね.

 このやたらとインドのエキゾチックさを印象づける様なMVの作りを観て, ふと思いました. 「これも一つのオリエンタリズムなんじゃね!?」と.
オリエンタリズムの概念については, もちろんエドワード・サイードの「オリエンタリズム」の本を参照しています. 深くは触れないですが, ここでは簡単に便宜上「西洋人から見た(そして頭の中で作り上げた)エキゾチックで理解不能なオリエント(東洋)像」とでも定義しておきます.
https://www.amazon.co.jp/dp/4582760112/ref=sr_1_1?keywords=%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0&qid=1577286790&sr=8-1
超有名かつ基本書なので, 読んだことのない方には是非一読をおすすめします. これ抜きに文化論も国際政治も語れませぬ.

さあそこでGoogleで”Coldplay” “orientalism”と調べたところ, 出るの出るの笑
https://www.salon.com/2016/02/02/coldplays_eat_pray_love_india_their_beyonce_collaboration_is_even_more_insidious_than_cultural_appropriation_and_its_not_the_bands_first_time/amp
https://www.theguardian.com/music/2016/feb/01/coldplay-beyonce-hymn-for-the-weekend-cultural-appropriation-india
https://medium.com/the-establishment/orientalism-beyonce-and-coldplays-hymn-to-the-weekend-3b0a5d934f44
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-35457653
公正を期すために, Coldplayに対して超高圧的に批判しているものも, やんわりとしているものも, そんなん気にすんなよみたいな記事も複数リンクを載せてみました.
まず感想から述べると, これ, 論文一個書けるなあ…というくらい壮大な話でした.
そして私の結論も最初に書いておくと, 最後のBBCの記事に若干近くなりますが, 多分オリエンタリズムではないし, どう見られているかなんて気にするなよ!という姿勢です.
Lovers in Japanもそうですが, Coldplayの初期には結構オリエンタリズム的な姿勢(というか普通のイギリス内で言われている日本に対する印象論に影響されていた面があっただろうという感じ)が若干感じられるのですが, Princes of Chinaの際にあらゆる方面から叩かれたり, Hymn For The Weekendのときもインド人等から批判Youtube動画を作られまくったりとして, 今は本当にないだろうなと思っています.
なぜ私がChris MartinもColdplayの姿勢もすごく好意的に受け止めているかというと, Lovers in Japanにおける日本も, Hymn For The Weekendにおけるインドも, 一応自分の目で見て, 自分の肌で感じて(プラス元々イギリスで良く言われている言説の固定観念もあり)その国の稀有な点や優れている点を見つけ出そうとしているわけからです.
ちなみにボーカルのChris MartinはLovers in Japan収録のアルバム”Viva La Vida”を発売したとき, 日本に関して ”No one associates romance with Japan. Everyone thinks Japan is just about Hitachi and neon signs, but every time we’re there, we see these amazing sunrises. It’s very sexy.” と評しています.
日本に関しては, sunriseというアイコニックな美しさを見つけ出し, インドに関してはtechnicolorという特徴を自らの力で見つけ出したんだと思います.
彼らは無駄に「貧困なオリエントの人間たちを見出しにきた白人様だぜ」感を出さないし, technicolorを見出したColdplayは元々”technicolor的なもの”をずっとステージやデザインに使い続けてきており, またそれ以降より一層technicolorを取り入れている姿勢を伺うことができます.
そして彼らのチャリティー精神や方々での社会問題に関する言動を見ていれば, 彼らの姿勢が本物であることは間違いないでしょう.

 ところでこれはサイードのオリエンタリズムに対するある種の反論なのですが, 私自身オリエント世界を色々旅してきて, 第一世界で発信されるオリエント世界に関する情報が今だに偏向性があるのは, 一部現地人のせいもあるだろうなと思っています.
日本の無駄に”伝統文化っぽい”商品を観光地で販売しまくっている現場を見てもそうですが「◯◯っぽさ」を無駄に全面に出したマーケティングをしまくっているせいで, その国に対する浅いかつ誤った印象を外国人に与えてしまう機会が本当に多いと思うんですね. しかもそのマーケティングをしている背景にある歴史や文化的変遷に関する説明ができない人がそれをやっていることが非常に多いため, 日本に対する誤解を解く機会がないという悲劇…
それもこれも, “相手から見られているであろう自分”を意識しすぎているからだと思うんです. そして文化人類学だとアジア人は比較的その傾向が強いと言われています(ある意味ホスピタリティーの一貫でもあるのがこの問題を難しくしているのですが).
私の場合, 外国人の友人が日本に来てガイドをする時は謎にバッティングセンターに言ったり彼女や友人を呼んで普通に飲むだけみたいなイベントを開催しちゃうので, あまりそういうホスピタリティーも発揮の仕方は分からないんですが…

 まあ文化の発信のされ方や思われ方ってどうでもいいじゃないですか, 自分がその価値観や風俗習慣を大事にしていれば.
だから他人とかは置いておいて, 堂々と自分の信念にしたがって生きましょうや.
そんな新年にしましょうや.
以上, フィリピンの年明け直前の夜より.

P.S. 2019年は本当に多くの読者の方々からご愛顧いただき, 誠にありがとうございました!
2020年はより一層パワーアップして(頻度もできたら上げていきたいです…)お送りいたしますので, 引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

韓国のクラブではティッシュをばら撒くらしい

 お疲れ様です. 韓国出張から帰国しましたシンです.
ソウル寒かった… -3℃ってなんぞ…
コート忘れたから地獄でした…

前回ポスト
https://sh1nk1ba.com/2019/11/11/%e5%91%8a%e7%99%bd%e7%ab%a5%e8%b2%9e%e3%81%99%e3%81%8e%e3%81%a6/
で軽く書いたのですが, 昨今の日韓関係の悪化に関して, 今回の措置はむしろ日本の方に不利益なんじゃないかという印象でした, 私的には.
ところがどっこい, 今回韓国で, 韓国の経済界でもそこそこの方々と話す機会が結構あり, 本件についても語り合いました.
ほとんどの人が, 「いや, これは日本にも韓国にも50:50くらいで悪いと思う」と言っておりました. 日本人の私に忖度するような人ではないので, 恐らく本心だろうなという印象です.
「そうは言ってもSAMUSUNGは原料の国産化を掲げましたし, LGディスプレイはフッ化水素の国産での生産に既に成功しましたよね?」と聞いたところ, あれが実装されるかどうかはまだ分からないんだとか…
もちろんメンタル的には日本にイジメられて黙っていたくない!とは思っているものの, やっぱり純度は日本産には敵わないんだとか. そもそもディスプレーに日本産ほどの純度が必要なのかという根本論から今は検討中らしく, この話はまだ収束しそうにないですね…
基本的に反日の人も日本の技術力には少なからぬ敬意を払っており, もはやメンタル的にも脱☆日本するのは楽ではないみたいですね.
すごいなあ…既にどの分野でも完成品を作る技術や売る能力, 特にIT業界に関しては日本に雲泥の差をつけて先を行っているというのに笑
5Gなんて韓国は世界に先駆けて一部導入されているのになあ…
あ, ちなみにどんな意見の人でも, 総じて皆安倍総理のことは嫌いでした笑
まあ色々理由等も聞きましたが, あえて今回はスルーします.

SAMUSUNG GALAXY FOLD
噂の折りたたみ式スマホです. 初めて現物を見ましたが確かに凄かったです.
ちなみにお値段日本円約23万!笑
私のMacbook Airの2倍じゃないですか…スマホやろ…

 上段の話に関連して, 今回韓国の若者と話す機会がかなり多かったんですが, IT先進国だからこそ, 全く違う分野から未経験でIT業界に就職したい若者がかなり多かったです.
そしていざそのIT就職を志してみたら, 韓国就職難だから日本に行けないかなあ…って人がかなり多かった笑
いやいや, いくらIT後進国の日本でも, 英語も日本語も下手な未経験の外国人雇えるほど甘くはないよと答えました.

 なんか, 韓国の凄い一面を見られたと同時に, 考えの甘い若者にも相当数あったので, イーブンくらいの出張でした.
5年ぶりに韓国に行きましたが, 前回は学生のときだったので, 今回仕事で来た韓国はまた別の顔色を見せてくれたなーという印象です.
最後にどうでも良いことなのですが, 最近韓国のクラブではティッシュをばら撒くのが流行っているようです. あの, よくドラマとかで見る金持ちが札束ばら撒くシーンの, ティッシュバージョン笑
フロアめっちゃ汚くなってました…
あ, あとBALENCIAGA着ている人多すぎて引きました. そんな良いんですか?

万事研修の事

 こんばんは, 最近平日がハードモードである事が多いので, 週末くらいゆっくりしたいなーと思っているのですが, 中々そうは問屋が下ろさないようです.
今週末は本当に疲れたナァ…
というか, 多分最近忙しい理由のメインは, 元カノたちや, 一時期仲良かった女の子たちと久しぶりの再会して答え合わせをするイベントを勝手に開催しちゃっているからなんですけど笑
あの時どう思ってた?とか, あの時俺がこうしてたら別れてなかったよねとか, この時, 違う男と会ってたでしょ, とか…主に数年経った子とこんな謎の空間を繰り広げております笑
後述しますが, これも全て学びのためなんですよね. というかそういうテイにしておきます. 未来にどうべきかは, 過去から学ぶ. 歴史愛好家の鉄則です.

 話変わります. 今日キャンプ帰りの車内でTravisのThe Boy With No Nameのアルバムを永遠にリピートしていましたが, このアルバムこんなに最高でしたっけ??
アルバム全体に流れる優しい雰囲気, ポップ的楽しさを両立できちゃってるんですよね. 多分チャーチモードを使用している曲も何曲かあると思うんですが, この優しさをバンドで実現しているのがすごい, というか大人しいのに音が分厚く作られているんですね. 色々な楽器を使用しているのと, 統一的に入っている落ち着いたリズムギターと, やたらと高いキーのリードギターがこれを可能にしているのかな. これはJake BuggもPassengerも作り込めない音なんじゃないかな. この世界観を作ろうとしたら, スローすぎて, オカズもなくて退屈な曲になってしまう気がします.

 それよりも, 昨日のラグビー凄かったですね!リアルタイムで観られなかったんですが, 迫力に圧倒されました. 姫野, すごすぎ.

 さあ, タイトルにもありますが, 最近私が好きな言葉があるのでご紹介します.
それは「万事研修」という言葉.
松下幸之助先生が, 松下政経塾生に口を酸っぱくして言っていた言葉です.
五誓といって, 政経塾生が毎朝唱和させられる5つの哲学があります.

1. 素志貫徹の事
2. 自主自立の事
3. 万事研修の事
4. 先駆開拓の事
5. 感謝協力の事


この5つの内の一つ, 万事研修について語っていきます.
簡単に言えば, この世界に学びにならないものなどない. 見たもの聞いたこと出会った人全てがお前の教科書だ. 全てを研修と捉えろよということです.
この哲学の素敵なところは, 社会的地位が自分より高い人, 金持ちな人, 知識が豊富な人, 先輩だけではなく, 後輩や一見尊敬できなさそうな人にも, 何かしら自分より優れているポイントがあって, そういうのも含めて研修せよという精神性なんですね.

道端で根っこから折れている電柱, 酔っ払うとワンチャン狙おうとするしょーもない後輩男子, のんびり屋に見えるマンボー, 何気なく飲んでいるBEEFEATERのジン, 全てから学べるんだと言うことを実感しました.

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台風の影響で灯篭がボッコボコに折れてしまった千葉県内のとある神社.
考えさせられるof the year

群生ではなく, このようにポツンと咲いている彼岸花好きなんですよね.
哀愁漂うこの華を見て, 夏の終わりのハーモニーを感じます.
日本では一般的に演技の悪い華とされていますが, 私は異議を申し立てたいです.
まあ毒はあるけどね!笑

 何も気にせず毎日のように飲む牛乳. なんで低温殺菌牛乳を飲むんでしょうか?そもそもなんで低音で殺菌するんや?なんでパッケージにこんなに文字書いてるんや?といったことに興味を持ち, 調べ, 考え, 自分のものにしようってことです.
日々, こうやって日常に転がっていることから常に学ぶ姿勢, 生き方をすることによって, 多分数年後何倍にも人生が変わってくると確信しています.
https://www.amazon.co.jp/リーダーになる人に知っておいてほしいこと-松下-幸之助/dp/4569704107
前から色々な松下政経塾の卒業生の方々にお世話になっているのですが, 前にある卒業生の方から教えてもらい, 強烈に心に残っています.

 さて, 松下幸之助が戦後日本経済のパイオニアならば今もなお日本経済の医者として生ける伝説になっているのは稲盛和夫さんでしょう.
現在稲盛さんの本を読んでいるので, この人の哲学に関して何か学んだら, また書こうかなと思います.
そう言えば, nanacoってまだApple Pay対応していないんですね, ふざけてんな.

存在の耐えられない軽さ

 こんにちは, シンです.
最近周囲の一部からシンちゃんと呼ばれる機会が多く(このブログのお陰では全くない), 非常に嬉しい限りです笑

 世の中もお盆休みとなり, 私も悲願の9連休を獲得しました!
というよりも, まず数ヶ月間全く本ブログを更新していなかったことをお詫びさせてください. 仕事のバタバタやら, 人間模様のバタバタやら, 資格勉強等で, 正直意識的に更新を避けておりました. リア友の何人からか, 読んでますよ!めっちゃ面白いです!みたいなありがたい御言葉を頂戴していたにも関わらず, 申し訳ないです. その間に, 大分ネタも貯まりましたよ. 今後はもう少し頻度を上げていきますので, もう少々お付き合いくださいませ.

さあ話は戻ってお盆について. せっかく9連休も取れたので, できれば海外旅行に繰り出したいところでしたが, 家庭とお財布の事情により家族で長野の田舎に来ています. 町づくり事業に関わっていたこともあり, いわゆる「作り込まれた田舎」があまり個人的には好きではないのですが, 同行者が好きなので結局毎年この長野の地に足を運ぶこととなっています. 元々は私の憧れの地ギリシャに行く予定だったのですが, 連れも居なくなってしまったことなので, 今回は国内に留まることにしました(お盆休みにANAでギリシャ行きのチケットを取ると40万くらいになるという驚愕の事実を目の当たりにし, 余裕で諦めました). 

まあこの画が撮れる場所に行きました. ってことで90%分かりますね. 下まで見ていただければ分かりますが, 私はかなりの雨男なので, 基本晴れの旅行写真がありません笑

 さあ話を本題に戻します. 今回は世に言う「働き方改革」について語っていきたいわけです. しかしながら, とは言ってもこのブログのタイトルに超有名小説のタイトルを使ってしまった以上, 「存在の耐えられない軽さ」について語らないわけにはいきませぬ. 

『存在の耐えられない軽さ』は, 言わずと知れた,チェコの大名作家ミラン・クンデラの多分最も有名な小説です. そして私が読んだ集英社の1993年版の訳は, 我が外国語学習の師である千野栄一先生なのです!千野栄一先生の『外国語上達法』を高校生の時に読んでいなかったら, 外国語オンチの私が大学受験に受かることもなかったと思いますし, 今のように外国語を仕事で使う仕事には就けていなかったでしょう.
https://www.amazon.co.jp/外国語上達法-岩波新書-黄版-329-千野/dp/4004203295
 ミラン・クンデラの作品の中では, 『不滅』が一番好きと言う方も多いようですが, 私は読んでいないので, まず入門として一番有名な本作を読むのがいいのかなと何となくオススメします.
https://www.amazon.co.jp/存在の耐えられない軽さ-集英社文庫-ミラン・クンデラ/dp/4087603512


 「入門」とか「小説」とか申しましたが, 恐らくこの本作品は「入門」でもなければ「小説」と呼んで良いものなのか疑問です. なぜなら, 本作は私がこれまで読んだ数百の小説の中で, 最も難解な作品の一つだったからです. そして「小説」なのかすら疑問なくらい詩的で哲学的です. まあそもそもクンデラは詩人ですし. 普段解釈の仕方等がよく分からない時は, 松岡正剛先生の「千夜千冊」シリーズを参考にするのですが, 今回は全く参考になりませんでした. 松岡正剛先生は言わば読書のプロで, 高校生の時に安部公房の『砂の女』を読んでよく分からなかった時に参照して以来, たまにお世話になります. まあ私が読んだ小説を松岡先生が読んでいらっしゃらないことはほぼないので笑
以下リンクです
https://1000ya.isis.ne.jp/0360.html
 今回上記以外にも色々参考にしましたが, still よく分からない笑 そのあと1度ちゃんと読み返したのに…
 そもそも本作品ではクンデラ自身が作中にかなり出てきますし, 主人公のトマーシュを使って, クンデラが伝えたい世界観, クンデラが実装されるべきと思う世界観を, 小説という体裁を使って表現しているに過ぎない気がします. 

恐らく本作は, 最初の「ニーチェの永劫回帰という考え方はニーチェ以外の哲学者を困惑させた」という一行と, 「だが, 本当に重さは恐ろしく, 軽さは美しいのだろうか?」という一行を見落とすと, 常に頭に入れながら読まないと, 完全にミスリードします. ただの社会意識の高い医者と, 小娘の一夏の恋→遠距離を乗り越えた長い美しい愛の物語♡ みたいなありきたりな解釈になります. ちなみに何が愛か, 良い愛かという問いは, 次回以降に持ち越します. 

 恐らくクンデラは本作を通してニーチェの永劫回帰論を否定し, さらに人生の重さ(重荷みたいなもの)最高じゃん!って言いたいのかなと思います. まずニーチェの永劫回帰論を, 人生が何回も繰り返されるのであれば, 今我らが必死に悩んだり考えたりしていることってめっちゃショボくね?軽くね?と解釈している様です. その上で, クンデラは人生は一回きりだ!だからこそ一つ一つの決断は重いものだ!と述べたいのかな.
ー逆に, 重荷がすっかりなくなってしまうと, 人間は空気よりも軽くなり, 飛び立って大地から, 地上の存在から遠ざかり, もうなかば現実のものではなくなって, その動きは自由であればあるほど無意味になってしまう. ー
と述べていることからも, 空っぽの人生, 空っぽの存在にならない為にも, 色々な重荷を背負って, 悩んで, 足掻いて, 考えて生きていこうよってことを要旨として伝えたいのかなと思います. 

 そうでなければ, 主人公のトマーシュが亡命先の(確か)チューリッヒで何不自由なく医者として生きていて, 政治的にも経済的にも精神的にも拘束されるプラハにわざわざ恋人のテレーザ追いかけて戻ってこないでしょ. 向こうでこれまで通りセフレとテキトーによろしくやってテキトーに上流階級っぽい生活楽しんでいれば良いでしょ. そもそも結構人間的に合わないんだし. 医者としての人生を捨ててまでテレーザとチェコの田舎に移り住むことないでしょ. すごく俗的なアウトプットになってしまいましたが, 彼が背負おうと決めたもの, 未来, そしてその後に歩むことに対する称賛を通して, クンデラは人生かくあるべし!と伝えたいのだと思います. あ, 私は称賛なんだと思いましたが, どの様に捉えるかは読者次第かも知れません. 

 いやあ, 今回ばかりは難し過ぎて確定的な表現があまりできず, 恥ずかしいす.
そもそもこのタイトルについて書こうと思ったきっかけが, 3月頃に私自身が人生で初めてプラハに行ったことにあります. 兄がチェコにかなり強い繋がりのある人なので, 以前から行ってみたかったのですが, やっと先般行くことができたのです. 特に兄が世界の橋で一番好きと行っていたカレル橋. そして当時の私にとってはかなり大きな意味を持っていたスメタナの世界観. 

当日は曇っていましたが, 夜は普通に綺麗でした. ちなみに連れは微妙と言っていました笑
スメタナ像も橋の近くにあったので写真を撮りました. 曇ってました笑

 帰国してから兄と旅行のことを話して, チェコの空気感が分かりたかったら『存在の耐えられない軽さ』を読めよと言われ, 今に至るという感じです. ちなみに私はトマーシュたちとは逆に当時の彼女と破局して帰ってきてしまいました汗
 いやあ, 場所自体は素晴らしかったのですが, 自分の取ったムーブに関しては悔いが残りますなあ. 本田圭佑リスペクトで, 反省はしても後悔はしないという姿勢を基本スタンスにしているのですが笑
 いずれにしても, 仕事でも学生時代にしてもアジアと関わることが多かった私としては(というかほとんどアジア諸国しか行ったことない), ヨーロッパ良いなあと, すごくお花畑な感想を漠然と抱きました笑

 次回も, ヨーロッパ繋がりで, Before Sunriseや, プラトン大先生のイデア論系を取り上げたいと思います. 前段で書いた, 何が愛か, みたいなのもその際に書けたらなあと思います. 一応学生時代古代ギリシア文学のゼミに入っていたので, そこそこ書くことがありそうです!あ, 働き方改革に関しては, 今回はもう疲れてしまったので, 次回以降に持ち越しです笑