カテゴリー: 日本文学

エロース(愛)について

 はい皆さんこんにちは!シンです.
昨日の台風凄かったですね, 音がすご過ぎてほぼ寝られませんでした, 同僚から電話がかかってくるまで笑
なんか台風の被害で交通機関が止まってしまったので, 自宅で仕事することにしました. 普通に仕事していますが, 何となく思わぬ休暇的な雰囲気に気が抜けます.

 さあ今回はブリッジとかなしに, ズバリタイトルについて語っていきたいと思います. いつもブリッジの話をし過ぎて本題書くの面倒臭くなってしまうので笑
 先月「答えのないお題に集まる人々の会」に参加してきました.
彼らはその集まりのことを「哲学カフェ」と呼んでいました. 生きるって何や, 国って何や, 魂って何や, 幸せって何や, 愛って何や…と言うことを延々と話ていました. 一人一人が断片的に思うことを述べていくただのシェアリングセッションみたいな感じでした.
うーん,,,別に歴史上の哲学者の引用等をするでもなく, ただ思いついたことをポツポツとシェアしていくだけの集まりだったので, 正直私には物足りなかったです.
そもそも哲学って, ユニバーサルな答えがあるかは分からないけど, 過去の事例や別の観点の思考を入れて, 自分なりの答えを出すものだと思いますし, それがビジネスでも, 全く違う分野の学問でも, 全ての思想や情熱をかけて行うもののバックボーンにするものだと思うんですね. だからその人たちの集まりにはあまり賛同できませんでした.

 まあその中でも幸せって何や, というお題と愛って何やというお題はかなり盛り上がりました.
参加者の一人が『また, 同じ夢を見ていた』という住野よる先生の本を最近読んだらしく, そこから学んだこととして,
「幸せとは, 誰かのことを真剣に考えられるということだ」
「幸せとは, 今私は幸せだったって, 言えることだ(過去を思い返して)」
「幸せとは, 自分が嬉しく感じたり楽しく感じたり, 大切な人を大事にしたり, 自分のことを大事にしたり, そういった行動や言葉を, 自分の意思で選べることです」
ということをシェアしてくれました.
今日思わぬ休暇だったので, この作品全部読破しました笑

https://www.amazon.co.jp/また、同じ夢を見ていた-住野-よる/dp/4575239453

住野よる先生は, 言わずと知れた『君の膵臓をたべたい』の著者ですが, めっちゃ読みやすくて面白いので, 最近の作家さんの中でもポップに好きです.
今回のはストーリー的には若干『野ブタ。をプロデュース』に似ていますが, それよりもファンタジー要素も, 学びも, 感動もあったかな.
上記どれも正解だろうなあ(私個人の感情として)と思いますが, 一番納得するのは一番下ですね. そりゃ小説のまとめだから, 間違いないんですけど笑
でも一番上のにもとても共感するんですよね. 私にとっては, 「大切な人が幸せを感じていること. 願わくば僕の傍で」が数年前に気づいた幸せです.
幸せの形は人によっても, その時によっても違うと思うので, ここにはあえて深入りしないでおきますね.

 さあ続いて, エロース(愛)って何やってことについて語っていきたいと思います. 私は古代ギリシアの世界観が好きなので, 主に今回は古代ギリシアを下敷きにして論じていきます.
基本的にはプラトン先生の『饗宴』を土台に, 度々『パイドロス』『国家』について触れます.
『メノン』も良いらしいのですが, 私は読んでいないので逃げます笑
https://www.amazon.co.jp/饗宴-岩波文庫-プラトン/dp/4003360133



あ, 途中ですが, 面倒臭くなったのでとりあえずポストします笑

最期の川

 こんにちは, シンです.
8月も終わりに差し掛かり, 夏の終わりのハーモニーを感じております.
去年, 一昨年は結構夏祭りやら花火やら行ったのに, 今年は一回も行けず仕舞いでした. 残念です. せめて調布くらい行きたいな, 昨年に続いて.

 一昨日非常に興味深い記事を見つけましたので, 以下に貼り付けます.
http://agora-web.jp/archives/2041220.html
なんでも, オーストリアの最大右翼勢力のMartin Sellner氏が, 三島由紀夫のファンだとのことです. この記事を読む限り, そしてちょこちょこ調べている限り, 三島由紀夫の文化的思想等は抜きに, 三島事件と安全保障観の一部にのみ共鳴して(というか著作読んだことなさそう笑)三島ファンだと公言しているみたいです.
自身の運営するPhalanx Europaというe-commerceサイトでは, いくつか三島グッズが売っているそうです.
https://phalanx-europa.com/en/poster/96-poster-mishima.html
phalanx(ファランクス)は古代ギリシャの重装歩兵軍団のことで, Europa(エウロパ)は言わずと知れたヨーロッパの名前の元になった, ギリシア神話に出てくる女神の名前. エウロパはそのラテン語読みです. まあ簡単に言うとヨーロッパで団結しようぜ!という団体であることが名前からも簡単に分かりますよね. まあイスラム教徒排斥運動等に大きく関わっているとされているalt-right系の団体です.
三島由紀夫の思想的バックボーンには明らかに古代ギリシア, 古代ローマの世界観の憧れがあるので, 確かに古代ギリシア語やラテン語から名前を取っているSellner氏とは少し似たようなところもあるかも知れないですね. ちなみに三島由紀夫のギリシア・ローマへの憧れは, 各作品やインタビュー等にちょこちょこ出てくるのですが, 一番はっきり出ているのは『アポロの杯』という紀行文かなと思います.
この旅を境に三島由紀夫の肉体と国家観には大きな変化が出てきます.
まだそんなに詳しく調べていないので何とも言えませんが, Sellner氏のように現在30歳という若さで, ティーネイジャーの時から活動家をやっている人って, 分析的思考とかできるんですか?なんか浅そう, って思ってしまうんですが, これ言ったらオーストリアのalt-rightから袋叩きになる?笑
Henry MillerやDamian Flanaganレベルに三島に対する洞察ができているとは思えません.
というか, ちょっと私とは音楽性が違い過ぎて想像がつきません笑

 さあ話変わりまして, タイトルの『最期の川』について, すっごく軽く触れます.
https://www.amazon.co.jp/象の背中-秋元-康/dp/4594050565
これはCHEMISTRYの名曲で映画『象の背中』のタイアップ曲となっております.
原作は秋元康氏の同名小説なのですが, 高校生の時に何気なく読んで多少感動しました. まあそれよりも主題歌の方に魅了されてしまいました笑 とにかく歌詞と作品の内容が本当にあっているんですよね. どちらも秋元さんが書いているので当然ですが.
余命宣告されたお父さんと残された家族が, 歩んできた軌跡を振り返り, そして死を受け入れて最期まで寄りそって生きる, 感動ストーリーです. 愛人と妻の対面のシーン, 長男の俊介と親父のやりとりはユニバーサルに良いと思います.

私も死ぬ時に大切な人に対して,

「しあわせだった?」なんて聞かないでくれ 愛しき人
腕に抱きしめて 僕が聞きたいよ 君がしあわせだったか?
姿かたち見えなくても きっと君は感じる
目を閉じれば 懐かしいぬくもり
そう 孤独を包む 僕は陽射しなる
なにも悔いはない 生まれてよかった
心から ありがとう

って言える男でありたいなあと思います.

 別に主人公モードに入っちゃったわけではなく, 本当は前回の「答えのない議題に集まる人々」の続きのブリッジにしようと思っていたんですが, またしても書くのが面倒臭くなってしまったので, 今回はここまで笑
まあ古代ギリシャ愛好家としては, どうやって死ぬかとかは常に考えている話題なんですよね. またちゃんと機会を見つけて書きます!