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老害の正体

老害の正体

 こんばんは, シンです.
気づけばもう6月でかなり暑くなってきましたね.
まだまだクーラーはつけない予定ですが, どうやってクーラーをつけずに涼しさを感じることができるか考え中です.
そういえば小田原にある江の浦測候所というところに行ったのですが, ここにある枯山水的な庭が非常に良かったのでご紹介します.

龍安寺の枯山水の庭園はもちろん有名ですが, 関東で手軽に行ける場所としては非常にオススメです.
これ以外にも古代ローマを模したステージなどがあり, 歴史好きにはたまらない場所です.
当日はそこそこ暑く, また屋外なので直射日光がキツかったのですが, 少し日陰に入ってこの枯山水的な庭を見ていると本当に少し涼しくなった気分になれます.
まあ本当に暑くなりすぎたらクーラーつけるんですけど, 一応SDGs的なことに関わり始めてしまったので, 少しだけ意識して使用頻度は減らすつもりです…

そういえば以前「セクハラやらパワハラやら…」についてポストしたことがあったのですが, Diversity, Equity & Inclusionの活動をするために様々勉強しておりまして, 知識にアップデートがあったのでそこについても後々シェアしていきたいと思います.

 さて今回は「老害」について語っていきます.
そもそもこれについて考えていたきっかけとしては, 前述のDiversity, Equity & Inclusionの活動をする上で, もちろん障碍者, グローバリズム, 女性の活躍, LGBTQIAなどは分かりやすい指標として日本の大企業とかも取り組んでいる(っぽくしてる)ところではありますが, もう一つ非常に重要な要素として「世代」というのもあるよなと思い始めたことでした.
Intergenerational collaborationみたいなものです.
元々若者としては老害が嫌いですし, William StraussのThe Fourth Turningなんかを読むと, 基本的に世代間闘争というものがあって, 違う世代の人たちって分かり合えないんじゃねと悲観的な姿勢を持っていました.
もちろん全てを分かち合うのは難しいとは思うのですが, 分かり合えるところ, 譲歩できるところ, 互いから学ぶことなど, 世代間ギャップや感情というものをしっかりと棚卸しする必要が出てきました.
そして老害という概念についても棚卸しして, 正しく認識する必要があります.
皆さんの周りにも, 同じ年上でも老害だなと思う人と思わない人, それぞれいると思います.
また老害だと思う点と思わない点のどちらも共存している人もいるでしょう.
ということで, 「老害」というものについて考察していきます.
最初に素晴らしいコラムがあったのでシェアします.

これによると老害とは, 「自分の成功体験の再現性を疑うことが出来ない人」ということです.
自分がかつてうまくプロジェクトを成功裏に終えられた経験を, 外的要因などは全て無視して, 全て俺の努力でどうにかしたんだ!というインプットになってしまうと非常に残念な老害が出来上がってしまうよ, という感じですね.
その時の業界の景気はどうだったのか, 当時も他の方法がなかったのか, 誰かに助けてもらったことはなかったのか, というような様々な要素を因数分解して, 自分とは違うこの人にも同じ努力が望めるかということを意識しないと, バブル時代の自分の経験だけを鼻を高くして若者に押し付けてしまう嫌われる上司になってしまうよ, という話です.
私も営業マン時代に, 当時の支店長から「テレアポしろ, 飛び込み行け」と言わまくって何度かそういうことをやっていたこともありました.
そしてアポが入らない, 契約が足りないのはお前の努力が足りないからだ, 行動量が足りないからからだ, と毎週同じことを営業会議で言われていました.
あなたの時と違って, そもそもテレワークも普及していてそう簡単に会社の外線には繋がらないよね, 業界の成熟度も上がっているからド新規受け付ける確率は下がるよね, そもそも景気的にそこに投資できる段階ではない会社も多いよね, ましてや飛び込みなんて受け付けるビルの方が今時少ないよね(物理的にビル内に入れないなど)という外的要因を全て無視してしまっている…
スキルというか経験として, 一回くらいテレアポをやっといた方が良いだろうというのは分からなくもないのですが, 自分が若い時は10件かけたら1~2件くらいアポが入ってたぞ!ということを毎回言われており, この人頭大丈夫かなと思い続けていました笑 というか何度かちゃんと頭悪いんですか?と確認したのですが, 本当に頭が悪すぎて自分のスタイルを見直すことができなかったみたいです.
あの人ともう一生一緒に仕事をしなくて良くなったのは, 大切な若い時のキャリアを無駄に過ごさなくて良いので本当に救いですね…
これまで, そういった老害の人を「頭が悪い」で私は片付けてしまっていたのですが, このコラムを読んで少しちゃんと理解できた気がします(理解できても今後一緒に仕事したいとは思わないですが).
まあそもそも営業をする偉い人でパレートの法則を知らない人があまりにも多いことに当時驚いたのですが,
パレートの法則知らないんですか?と言っても「いや机の上での勉強とか何の役にも立たんから, 俺が自分の経験でこれが正しいって言ってんだから, その通りやれよ」みたいな感じで, コイツヤバいな笑 と思った人が数名いました…

これに追加で, 別のコラム成功体験よりも失敗体験の方が次に活かせるヒントが満載だよというものもありました.
これは本当に個人的な感想としてもその通りで, 自分や部署の人たちの失敗とそれに対する対策, 周辺知識を組織のノウハウとして蓄積している人たちは本当に強いよなあと思っています.
特にデータ分析の範囲とかだとアルゴリズムとかそのものがそういう作りなので, そもそも顕著に出るよねというのはお分かりいただけると思うのですが, なんでも基本一緒だと思います.
特に経営層に近い人たちには絶対に必須だと思います.
例えば誰か部署内の人が退職したいと言ってきた時に, その人が何に不満を持っていたのか, もしくはどういう考え方やキャリア観を持っていて辞めるのかなど, 学べることは非常に多いと思います.
活躍している若手社員が辞めてしまうのは, もちろん会社の経営としては失敗体験なので.

ということで, 幸いなことに私の所属組織のシニアの人たちはあまり自分の成功体験の再現性を疑わない人, 失敗体験のノウハウを蓄積しない人はあまりいなさそうなので少し安心しています.
もちろんあなたの成功体験はリスペクトしつつも, それはあくまで相対的なものだよという前提で, 色々セッションをしてもらうところから始めたいと思います.
そして若手との交流の機会も設けていきます.
ここである程度成功体験も失敗体験も積んだ上で, 外部にも何かしらの影響を与えていけたら良いのですが…

どうでも良いですが, 最近微妙に逃げたいことがありすぎるので,
逃げたくなる度にLINEの公式アカウントにこの碇シンジ君のスタンプを送りまくって
「逃げちゃダメだ!」マインドを醸成しています笑
ところで今週末からまたシンエヴァを劇場で観ると新たな特典がもらえるみたいです!
これは4回目行ってしまうかな…
エヴァンゲリオン終劇…

エヴァンゲリオン終劇…

こんにちは, シンです.
いやー遂に終わってしまいましたね, 日本国民の永遠の青春ことエヴァンゲリオン…
あ, すみません既に公開から1ヶ月以上経っているので皆さんの記憶の中でも色褪せてきていますかね笑
それにしても本当に人生の喪失感が凄いです.
あと数年は庵野監督に振り回されていたかったですね笑
そういえば最近は劇場で結構アニメ映画を観ています.
鬼滅の刃に始まり, ヴァイオレット・エヴァーガーデン, 名探偵コナン(緋色の不在証明も緋色の弾丸も), そしてもちろんシン・エヴァンゲリオン.
シンエヴァは3回も観ましたよ…
このペースでガンダム 閃光のハサウェイも観に行くんだろうなーと思いながらGWを終えます.
もちろん, まだやっている内にノマドランドとゴジラvsコングも観に行きますけどね!
実はキングコング大好きなんですよね笑

※※ここからネタバレを含みます※※
いやー, 本当に終わってしまったのが寂しいです.
高校生のときにアニメ版をイッキ観して以来, 旧劇場版, コミック, 序破Q全て何回ループしたか…
結局劇場でリアルタイムで観られたのはQとシンエヴァだけでした.
延期に次ぐ延期で, 前回作品を観てから実に8年が経過しているという.
最早ここ5年くらいは終わらないことがエヴァだとすら思っていました笑
全世界の綾波ファンは全員同意してくれると思うのですが, やはり破は神作で, Qは本当に良く分からなかった. 
Qの設定やシンジくんの立場に立ったときの辛さを鑑みて, 早くやって欲しいとは思うものの, 怖いもの見たさみたいな感情が大半を占めていました.
さあでは観た結果どうだったのかと言いますと, ほぼ100点でしたね!
なんだこの優しいエヴァは!となりました笑

 まず前作でめちゃくちゃ酷評を食らった仮称: アヤナミレイ(通称: 黒波)がちゃんと可愛かったことが評価ポイントです.
個人的には声のトーンが高かった気がしたのですが, それはこれまで初号機に取り込まれてしまった綾波レイ(通称: ポカ波)とは違う人格だということを考慮すれば別に問題なかったです.
第3村での人々との繋がり, 有機的な関わり, アナログな学び, 相補性のあるやりとりを通してアヤナミが成長していく姿は, コロナ禍で人との繋がりが薄れ, またそれ以前からもネット社会の成長とともにリアルの世界での生きづらさを感じていた人々にとって, 非常にグッとくる過程だったのではないでしょうか.
そして最後では皆さん大好きのポカ波も出てきて, ずっと初号機の中に居たとのことでした.
最終的に碇君がエヴァに乗らなくても良い世の中というものを与えられ, 救われました.

ネコを初めて見たアヤナミは可愛すぎて, どうにかなってしまいそうでしたね.
まんまと製作側に乗せられました.

 そして何と言ってもシンジ君の成長.
男性のファンの方は, ご自身とシンジ君を重ねて観ていた方も多いのではないかと思いますが, 私自身もその一人でした.
だからこそアニメ版やQでのシンジ君のウジウジしている姿を見てイライラし, 破で自分の意志で綾波を助けに行ったシンジ君に熱狂したわけです.
ところがQで自分が良かれと思ってやった行動がとんでもないことであり, 誰にも感謝されず, 唯一のよすがだった助けたはずの綾波すらいないという地獄…
シンジ君は本当に辛かったと思います.
ところがまた第3村で, 同級生で成長したトウジ, ケンスケという, カヲル君亡き世においてシンジ君を唯一救ってくれる存在と再会し, 村の人々が愛を紡いでいく姿を見て他者のいる世界を再び望む, そして自分の意志で自分自身が行動をしよう!という気持ちになってくれます.
そして以前は人に言われてもエヴァに乗ろうとしなかったシンジ君が, 自分の落とし前を自分の手でつけます.
以前何かのインタビューに庵野監督が答えていたのですが, アニメが好きな人, エヴァが好きな人がアニメや漫画の世界にのめり込み, 作品が現実逃避のためのツールとなってしまっていることを憂慮していました.
今回はこのシンエヴァを観た人が, 現実世界で頑張ってみよう!と行動を起こせるような作品にしたかった様です.
その中で今回のシンジ君の成長や, ラストの宇部新川駅で2Dが実写の映像に切り替わる演出は視聴者に勇気を与えてくれるものになっていました.

また最終的なヒロインとなったマリは, 元々はプロデューサーの発案で取り入れられたキャラで, 一監督の鶴巻さんが基本的にキャラを作っていったという経緯があります.
彼女の存在, 彼女とのラストというのが, これまで庵野監督の自慰作品と言われていたエヴァンゲリオンを, 他者と生きていく, 他者を受け入れていく, 新しいものを取り入れていくという新たな文脈を加えてくれている大きな要因でした.

やはり破の「綾波を返せ」が私が個人的に一番好きなシンジ君のシーンですね.
もちろん今回の清々しいシンジ君も素敵ですけど.

 いつもメッセージ性の強い作品ですが, 今回はリアルの視聴者に「○○して欲しい」というメッセージが特に強く込められていたと思います.
元々はエヴァが終わってしまったという衝撃を前にして引きこもってしまう予定でしたが, このブログを書いていて私も現実世界で頑張っていこうという気に段々となってきました笑
私も今回の庵野監督の意志を受け取り, 過去に囚われず, 色々と嫌なこともある他者のいる世界というものを前を向いて生きていこうと思います.
皆さんにも, このブログは別に参考にしなくて良いですが, 是非シン・エヴァンゲリオンをご覧になり, 現実世界で前向きに生きていただきたいと思います.
まずは明日から再び始まってしまう絶望的な日常を, 血反吐吐きながら頑張りましょう…