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最期の川

 こんにちは, シンです.
8月も終わりに差し掛かり, 夏の終わりのハーモニーを感じております.
去年, 一昨年は結構夏祭りやら花火やら行ったのに, 今年は一回も行けず仕舞いでした. 残念です. せめて調布くらい行きたいな, 昨年に続いて.

 一昨日非常に興味深い記事を見つけましたので, 以下に貼り付けます.
http://agora-web.jp/archives/2041220.html
なんでも, オーストリアの最大右翼勢力のMartin Sellner氏が, 三島由紀夫のファンだとのことです. この記事を読む限り, そしてちょこちょこ調べている限り, 三島由紀夫の文化的思想等は抜きに, 三島事件と安全保障観の一部にのみ共鳴して(というか著作読んだことなさそう笑)三島ファンだと公言しているみたいです.
自身の運営するPhalanx Europaというe-commerceサイトでは, いくつか三島グッズが売っているそうです.
https://phalanx-europa.com/en/poster/96-poster-mishima.html
phalanx(ファランクス)は古代ギリシャの重装歩兵軍団のことで, Europa(エウロパ)は言わずと知れたヨーロッパの名前の元になった, ギリシア神話に出てくる女神の名前. エウロパはそのラテン語読みです. まあ簡単に言うとヨーロッパで団結しようぜ!という団体であることが名前からも簡単に分かりますよね. まあイスラム教徒排斥運動等に大きく関わっているとされているalt-right系の団体です.
三島由紀夫の思想的バックボーンには明らかに古代ギリシア, 古代ローマの世界観の憧れがあるので, 確かに古代ギリシア語やラテン語から名前を取っているSellner氏とは少し似たようなところもあるかも知れないですね. ちなみに三島由紀夫のギリシア・ローマへの憧れは, 各作品やインタビュー等にちょこちょこ出てくるのですが, 一番はっきり出ているのは『アポロの杯』という紀行文かなと思います.
この旅を境に三島由紀夫の肉体と国家観には大きな変化が出てきます.
まだそんなに詳しく調べていないので何とも言えませんが, Sellner氏のように現在30歳という若さで, ティーネイジャーの時から活動家をやっている人って, 分析的思考とかできるんですか?なんか浅そう, って思ってしまうんですが, これ言ったらオーストリアのalt-rightから袋叩きになる?笑
Henry MillerやDamian Flanaganレベルに三島に対する洞察ができているとは思えません.
というか, ちょっと私とは音楽性が違い過ぎて想像がつきません笑

 さあ話変わりまして, タイトルの『最期の川』について, すっごく軽く触れます.
https://www.amazon.co.jp/象の背中-秋元-康/dp/4594050565
これはCHEMISTRYの名曲で映画『象の背中』のタイアップ曲となっております.
原作は秋元康氏の同名小説なのですが, 高校生の時に何気なく読んで多少感動しました. まあそれよりも主題歌の方に魅了されてしまいました笑 とにかく歌詞と作品の内容が本当にあっているんですよね. どちらも秋元さんが書いているので当然ですが.
余命宣告されたお父さんと残された家族が, 歩んできた軌跡を振り返り, そして死を受け入れて最期まで寄りそって生きる, 感動ストーリーです. 愛人と妻の対面のシーン, 長男の俊介と親父のやりとりはユニバーサルに良いと思います.

私も死ぬ時に大切な人に対して,

「しあわせだった?」なんて聞かないでくれ 愛しき人
腕に抱きしめて 僕が聞きたいよ 君がしあわせだったか?
姿かたち見えなくても きっと君は感じる
目を閉じれば 懐かしいぬくもり
そう 孤独を包む 僕は陽射しなる
なにも悔いはない 生まれてよかった
心から ありがとう

って言える男でありたいなあと思います.

 別に主人公モードに入っちゃったわけではなく, 本当は前回の「答えのない議題に集まる人々」の続きのブリッジにしようと思っていたんですが, またしても書くのが面倒臭くなってしまったので, 今回はここまで笑
まあ古代ギリシャ愛好家としては, どうやって死ぬかとかは常に考えている話題なんですよね. またちゃんと機会を見つけて書きます!