一週間お疲れ様でした, シンです.
やっと今夜レイトショーで映画JOKER(ジョーカー)を観ました.
巷で流行っているのかは分からないですが, 私の周りの特に映画好きな女の子たちの間でとても話題だったので, 連れられて観に行きました.
これは, 日本で絶対ヒットするやろなあと直観的に思いました. もちろん私にとってもかなり印象に残りました(本当にヒットしているんですね, 世界的に).
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1216824.html
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1215282.html
周囲がキナ臭いというか, あまり希望の見えない雰囲気に飲み込まれいる状況下で, 自分自身がずっと受け入れらていない, 社会から認識すらされていないと感じ続けていたら, きっかけさえあれば今どき誰でもジョーカーになり得るなと思いました.
私自身もジョーカーにならないなんて自信を持って言えないですし, 逆にジョーカーにならない保証のある人なんてどれほどいるんでしょうか.
ジョーカーに乗っていく野次馬には絶対になりたくはないし, なんならクソだと思うけど, ジョーカーの気持ち, 分からなくないんですよね…
ましてやあの歳で自分が養子で, 母親がextremely bizzareやdellusional(確か虚言症だったか妄想癖)と診断されていたいう, 自分の生い立ちに関する衝撃的事実が発覚してしまったら, 耐えられるわけないやろ. しかもその妄想癖は自分にもしっかりと受け継がれている.
あれ, 鳥肌立ちませんでした?娘連れの黒人の女の子とデートしていた描写が全てジョーカー(アーサー)の妄想でしかなかったとき…
あ, あとずっと好きだったテレビ番組のアンカーの人, ロバートデニーロの役の人に笑い者にされたのも大きかったのかな.
改めて, ジョーカーを生み出してしまったのは, 社会でしかないんやな, と思いましたわ.
結局父親は分からなかったですが, 異常があると分かっている親に育てられ, 貧困のまま救済されないまま, 障害を患いながら一度も社会の一員として認められなかったわけだもん.
というよりも, これ, 今我々が生きている社会と何か違います?
絶対似たような息苦しさを感じている人多いでしょ?
トランプ旋風もBrexitも, 本質的にこのような想いを抱えている人たちが多いことによる結果でしょ.
中盤の方でアーサーの日記に, このように書いてあったのですが, なんだかとても頭に残って離れないんですよね…
The worst part of having a mental illness is people expect you to behave as if you DON’T. -精神障害を患うことの最悪な点は, 人々が自分に対して精神障害を患っていないかのように振る舞うよう求めてくることだ-
Twitterとか見ていると, どんなことがあっても殺人はいけない!とか言うバカがたまに湧いているのですが, そう言う上辺のhypocratはしっかりシカトしましょう. 犯罪だからダメとか言う思考停止するのではなく, どうしたらこのような状況を作り出さずに済むのかを考えるべき.
なぜなら, これは決して他人事で終わる話ではないから, 全員にとって.
もう一つ印象的だったのは, 悪のシンボルとなったジョーカーが逮捕され, 暴動の起きるゴッサムシティをパトカーに乗って移動しているとき.
何か言葉にはできないですが, 非常に重たい気分になりました.
その時BGMで流れていたCreamのWhite Roomの作り出す怪しく怒りを含んでいるような空気感もあるのかな.
以前からEric Claptonのファンの私としては, クラプトンの生き様が少しジョーカーに重なって見えました. それもあってとても印象に残ったのかな.
別にクラプトンは悪党と言うわけではないですが, 商業的成功と共にドラッグなどの悪事を長年やってきたんですね.
クラプトンに限らず当時のロックスターは, まさに悪のカリスマ的な性質があったんですね. ロックと言う音楽自体が社会への反動から生まれているものですし.
実はGary Glitterもスッゲー悪いやつなんですが笑 私は個人的にクラプトンが好きなのであえて今回はクラプトンにフィーチャーしました.
ちなみにクラプトンの人生について知りたければ, 昨年公開された伝記映画
”Life in 12 Bars”を観てみてくださいな. 私は少し退屈で寝てしまいましたが笑
伝記映画だと仕方ないのかな…
イデオロギー的には結構リバタリアン的な発言をすることの多い自分ですが, メンタル的には常にアーサーやアーサーのような人間に寄り添っていたいなという自分の姿勢を改めて確認しました.
重いですが, 是非皆さんにも一度は観てもらいたいです!
